hotoke_120210.jpg●勝楽寺(しょうらくじ)

・住所 上越市飯田486
     (上越市飯田(いいだ)。北陸自動車道
      上越インターから車で30分ほど。
      安塚方面に向かう途中)
・電話 025-528-4572

浄土真宗本願寺派。
本尊は「阿弥陀如来」。
 
こちらの寺の起こりは、関ヶ原の戦いで西軍について敗れた大名が剃髪し、僧侶となり、親鸞の足跡をたどって越後にやってきたことに始まる。上越のこの地に来たとき、当時の長者に頼まれて、廃寺になっていた寺に入ったのが勝楽寺の起こりと伝わる。 
今の本堂は、江戸時代の宝暦年間(1751~)に再建されたものだが、260年前の当時のまま(修理をしながら)残っている。特に本堂を取り囲む巻戸(まきど)にはヒノキが使われており、当時のものが残されているのは、今では、この地域でも珍しくなってしまったとのこと。 
寺の入り口に建っている鐘楼堂は、昭和62年に檀家の人たちが声を上げ再建されたもの。
戦時中、供出されて以来、なくなっていたものだ。今では、毎年、大晦日には除夜の鐘が地域に鳴り響く。

☆仏事の泉「位牌の管理」