今回は新潟県福祉保健部健康づくり支援課健康立県推進班の小林利里佳さんにお話しをうかがいました。

 

○ポイント

・新潟県では県民の健康寿命を延伸し、全国トップクラスの健康寿命を目指す「健康立県」に向け、県民

 一人一人が健康づくりの大切さを認識し、自発的な行動につなげていけるよう、市町村や医療、教育、

 産業など様々な分野の関係機関と連携し取り組みを進めている。

 それが「健康づくり県民運動『ヘルスプロモーションプロジェクト』」。

・「ヘルスプロモーションプロジェクト」には、「食生活」「運動」「デンタルケア」「タバコ」「早期発見・早期受診」

 の5つのテーマがある。

 

「食生活」…「『からだがよろこぶ、一皿を足そう。』からだがよろこぶ食事のススメ 5箇条」

 ①カンタンな内容でも1日3食を習慣化する。

 ②主食・主菜・副菜が揃っていることを意識する。

 ③時間がないときの「副菜」はお惣菜などを上手に使う。

 ④食事以外に1日1回は果物を食べよう。

 ⑤ゆっくりよく噛み、満腹になるまで食べない。

 

・「運動」「『意識ひとつで、すべてが運動になる』今日からはじめる運動」のススメ 6箇条」

 ①無理に運動しようと意気込まない。

 ②まずは1日10分多く、体を動かすことを意識する。

 ③歩ける距離なら歩くように心掛ける。

 ④長時間の座りすぎに注意し、こまめに立つ。

 ⑤生活の中で身体を動かす場面を見つける。

 ⑥身体を動かすと、心もリフレッシュすることを知る。

 

・「デンタルケア」「『あなたのための、歯のプロを。』『より良い歯のケア』のススメ6箇条」

 ①歯ブラシは月1回目安で交換する。

 ②歯ブラシだけでは汚れが取り切れないことを知る。

 ③歯のプロから、より良い歯のケア方法の指導を受ける。

 ④気になることがなくても、定期的に歯科検診に行く。

 ⑤一人では、完璧な歯のケアは難しいことを知る。

 ⑥歯の健康は身体全体の健康に影響することを知る。

 

・「たばこ」「『たばこのない、一服もある。』『禁煙』のススメ6箇条」

 ①禁煙はいいこと探し。生活の変化を楽しむ。

 ②たばこだけをなくすのは難しい。何かとセットで変えてみる。

 ③吸いたくなったら深呼吸、口寂しいなら水を飲む。

 ④自分に合った代用品を見つけ、一服を楽しむ。

 ⑤自分の意思だけで難しい場合は禁煙外来へ行く。

 ⑥考えてみるより動いてみる。きっと思ったより楽にできる。

 

・「早期発見・早期受診」 「『健診・検診で未来の自分を、見つめよう』『未来のけんこう』のススメ5箇条」

 ①健診と検診の違いを知る。

 ②健診・検診はこれまでの自分を見つめ直す機会と考える。

 ③メタボはじわじわ、がんは突然、まずは健診・検診に行く。

 ④再検査が必要と言われたら必ず行く。

 ⑤2人に1人が、がんになり、3人に1人が、がんで亡くなっている。誰しも、がんになる可能性があるこ

  とを知る。

 

みなさんも、「はじめよう、けんこうtime!」

 

 

【放送内容はこちらから(前半 4月5日(月)放送分)】

 

【放送内容はこちらから(後半 4月12日(月)放送分)】