今回は、新潟県歯科医師会の奥山次郎さんにお話しをうかがいました。

 

○ポイント

・健康寿命延伸にはデンタルケアが大切。

 ただ新潟県では、12歳児の虫歯本数が20年連続少ない状況にもかかわらず、8020運動=80歳時

 点で自分の歯が20本あるという方が4割を下回り、全国平均よりも低い。これは、大人になると公的な歯

 科検診を受ける機会がなくなるため、早期のむし歯や歯周病が見つけられないことが要因なのでは…。

・歯肉炎は「歯の周囲にある歯ぐきだけが腫れている、比較的軽度な炎症」で、原因となっているプラーク

 (歯垢)と歯石を除去し、丁寧にブラッシングすれば治る。

 一方、悪化して歯周炎になると、歯ぐきのほか歯を支える骨にまで腫れが広がっている、重度な炎症のこ

 と。歯肉炎と歯周炎の2つを総称して「歯周病」と呼ばれ、成人の約8割、10代の子どもでも約5割が歯

 周病にかかっているといわれているが、その大半は歯肉炎という初期症状である。

・お口の健康を守るためにも、歯科医院での定期健診を!

 

 

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