- 今回の指南書 - ゆうれいの袈裟を探せ!


●光源寺(こうげんじ)echigo_120406.jpg

・住所 長岡市与板町馬越1578

(長岡市与板町馬越、与板橋西詰の交差点から1.5キロほど)
・電話 0258-72-4369


浄土真宗本願寺派のお寺。
開山は1207年(承元元年)。本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)。
 
代々伝わる寺の宝は、「ゆうれいの袈裟」。
これは、300年前の江戸時代、ある信者の女性がお寺にお布施として寄付した帯が、袈裟となったもの。
女性が重い病で亡くなる間際、菩提寺である光源寺の住職の話を聞きたいと願い、これに応えた住職が、阿弥陀如来の救いの話を聞かせてところ、女性は安心したように亡くなりました。

その後お寺には、どこからともなく、誰が運んだかもわからない立派な帯が届いたそうです。
後から分かったことでは、それは、亡くなった女性の形見の帯だったとのこと。
もしかすると、その女性がお礼のために、霊となって届けたのでは・・と語り継がれてきました。

お寺では、この帯を信仰の証として、袈裟に作り変え、大切に保管しています。

 

☆仏事の泉「仏壇の種類」