hotoke_120120.jpg●浄福寺(じょうふくじ)

・住所 上越市柿崎区柿崎6654 
     (上越市柿崎区、北陸道柿崎
      インターから車で15分。
      柿崎駅から歩いて7分ほど。)
・電話 025-536-2532

浄土真宗本願寺派。本尊は阿弥陀如来。
開山は800年前の鎌倉時代。親鸞聖人ゆかりの寺として知られる。
寺の宝として親鸞直筆と伝わる「九字名号(くじみょうごう)」が祀られている。
親鸞と言えば「南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)」だが、九字名号には、「南無不可思議光如来(なもふかしぎこうにょらい)」と記されている。
これは、「南無阿弥陀仏」と同じで、仏の働きを表した言葉。
何故、このようなお宝が残されているかと言うと浄福寺を開いたお坊さんは、もともと武士で、一夜の宿を借りに来た親鸞から、話を聞くうちに、仏の心に触れ、信心が芽生え、
その場で頭を剃り、弟子入りした。そこで九字名号を授かり、仏の教えを守ってゆくことになったのがこの寺の始まりだという・・。
上記の話は、寺に伝わる絵巻、浄福寺絵伝(えでん)にくわしく描かれている。
また、明治天皇の北陸巡幸の際は、宿泊所となり、足袋などのゆかりの品が残されている。

☆仏事の泉「合掌する」