今回は、新潟県福祉保健部健康づくり支援課 課長補佐の小林武郎さんにお話しをうかがいました。

 

○ポイント

・新潟県では、県民一人一人が健康づくりの大切さを認識し、自発的な行動につなげていけるよう、

 市町村や医療、教育、産業など様々な分野の関係期間と連携協働して、「健康立県プロモーション事業」を展開している。

 「健康立県プロモーション事業」には、「食生活」、「運動」、「デンタルケア」、「たばこ」、

 「早期発見・早期受診」の5つのテーマがあり、「はじめよう、けんこうtime」をスローガンに、

 身体の健康だけではなく、「生きがいや幸福」を軸に、新潟県らしい「健康」につながっていって欲しいと考えている。

・各テーマにもそれぞれキャッチフレーズがある。

 「食生活」…「からだがよろこぶ、一皿を足そう。」1日3食を習慣化するとともに、主食・主菜・副菜が

 揃っていることを意識する。県では「からだがよろこぶデリ」を県内スーパーと連携し販売。

  「運動」…「意識ひとつで、すべてが運動になる。」 無理に運動しようと意気込まず、生活の中で身体を動かす場面を

  見つけるなど、少しずつ意識する。

 「デンタルケア」…「あなたのための、歯のプロを。」定期的に歯科検診に行き、歯のケアについて歯科医や

 歯科衛生士と相談しながらケアをしていく。口の衰え=オーラルフレイルにも注意を!

  「たばこ」…「たばこのない、一服もある。」県としても禁煙を勧めるが、たばこを吸う方には望まない

  受動喫煙を防ぐための配慮をお願いしたいとのこと。

 「早期発見・早期受診」…「健診・検診で未来の自分を、見つめよう」自分は健康だろうと思っていても、

 定期的な健診が重要。また特定の病気を検査するための検診もしっかりと。自分を見つめ直す機会と考える。

 

【放送内容はこちらから(1月3日(月) 放送分)】