今回は、公益社団法人 新潟県栄養士会の石墨清美江さんにお話しをうかがいました。

 

○ポイント

 ・年末年始、忘新年会などで不規則な食生活になりがちだが、「暴飲暴食」に注意が必要。

  BMAL1(ビーマルワン)という遺伝子が体脂肪の増加司令を担っている。

  「時計遺伝子」といわれる、体内時計や生活リズムを調整するタンパク質の一種だが、

  このBMAL1の分泌が急増するのが夜9時以降、ピークが夜中の2時頃といわれている。

  分泌が増加すると脂肪の蓄積量が増えたり、脂肪燃焼を抑えたりするという。反対に、

  正午~午後3時頃までは分泌が少ないとされるので、昼間に食べたり飲んだりをするのがおすすめ。

 

・アルコールについては「節度ある適度な飲酒」を!

  「節度ある適度な飲酒」は、通常のアルコール退社能を有する人だと、一日当たり平均で

  純アルコール20グラム程度となる。これは、およそビール中瓶1本、日本酒1合、

  チューハイ(7%)350ml缶1本、ウイスキー ダブル1杯などに相当する。

  また、男性に比べて女性の方が、アルコール分解速度が遅いと言われていることから、

  飲酒量は男性の1/2~2/3程度が適当とのこと。

  高齢者もアルコールの分解速度が下がることや、血中濃度が高くないにも関わらずひどい酔い方に

  なることなどが示唆されていて、注意が必要。

 

・塩分や油の取りすぎも注意!

  

 ・食べすぎたり飲みすぎたりしたときは、翌日・翌々日に調整することも大事!

  メリハリをつけて楽しみましょう!

 

【放送内容はこちらから(12月6日(月) 放送分)】

 

【放送内容はこちらから(12月13日(月) 放送分)】