興国寺(こうこくじ 

・住所 長岡市千手2丁目3-43      (JR長岡駅から車で15分 ほど)

・電話 0258-33-2269 

 

曹洞宗 太平山 興国寺
開山 400年以上の歴史がある寺
本尊 上品阿弥陀如来(じょうぼんあみだにょらい)

 

興国寺は江戸時代のはじめ(1618年)に譜代大名牧野忠成が長岡藩藩主として入封するさいに土地の寄進を受け、400年以上の歴史がある寺です。
寺は戊辰戦争、太平洋戦争と戦火にまみれ焼失。火災に強い寺をと昭和39年に鉄筋コンクリート建ての寺に再建。
境内には長岡を代表する教育の先覚者で知られる米百表の小林虎三郎の墓があります。
小林虎三郎は、戊辰戦争後の長岡藩大参事を務めた人物です。
戦争によって長岡は廃墟となりましたが、小林虎三郎の掲げた「教育こそ人材を育て、国やまちの繁栄の基となる」という教育第一の思想が、お見舞いとして贈られた米百俵を学校に替え、そこから山本五十六をはじめ多くの有為な人物を輩出しました。
目先の利益にとらわれることなく、ずっと先を見据えていた小林虎三郎の姿勢が、米百俵を何万倍もの価値にした。
虎三郎の考えは、今も長岡に根付いています。まさに、米百俵で長岡の未来を創った人物と言えます。  

 

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☆仏事の泉 は、「香炉」や「花立て」などの仏具についてです。