今回は、公益社団法人 新潟県栄養士会 石墨 清美江 さんにお話を伺いました。

〈ポイント〉
・公益社団法人新潟県栄養士会は、目的を同じとする管理栄養士・栄養士の組織する専門職能団体。
・「のどが渇いたなぁ」と思う前に水分摂取を心がけましょう。汗としてミネラルも排出されているので、ただの水ではなく、スポーツドリンクなど塩分を含んだものを摂取することが大事。
・飲み物で水分補給するだけでなく、食事からも水分が摂れる。コンビニおにぎり1個分のご飯に含まれる水分は約60gもある。汁物なども1日1杯位は飲んでほしい。
・体脂肪に水分は含まれません。筋肉には水分をたっぷり含んでいるので、体内の水分量をしっかり保つためにも、運動して筋肉量を維持していくというのも大事。
・規則正しい時間に食事を摂り、しっかり睡眠時間を確保して、体内時計を整えることが大切。
・夏場は冷たい麺だけではなく、野菜やタンパク質を乗せたものにする。
・スイカはカリウムが豊富、プリンなどは卵やタンパク質を摂取できる。
・新潟県民の食塩摂取量は1日あたり10g程度。とくに男性平均は10gを大きく超えている。本来は男性7.5g、女性6.5g以下を心がける。
・新潟県は脳卒中、胃がんの死亡率が高く、これらに対しては、減塩対策が重要。従来の減塩活動は、脳卒中対策が中心でしたが、心臓病や腎機能障害、胃がん予防にも効果があることがわかっている。
・野菜や果物に含まれるカリウムは、体内の余分な食塩(ナトリウム)の排出を促し、減塩効果を高める。
・(公社)日本栄養士会では、2016年に「8月4日を栄養の日」、「8月1日〜8月7日を栄養週間」に制定。
オンラインイベントなど様々な活動を7月&8月に実施。詳しくはHPで「日本栄養士会」と検索。





 

【放送内容はこちらから(前編 8月1日(月) 放送分)】

 

 

【放送内容はこちらから(後編 8月8日(月) 放送分)】