NGT48のガチ!ガチ?カウントダウン!いかがでしたでしょうか。

 

NGT48のデビューシングル「青春時計」。売れ行き好調のようですね。まるで自分のことのようにうれしいファンの皆さんもたくさんいらっしゃるはず。こうした中、Billbord Japanさんのネット記事によりますと、県別のシングルセールスでは、何と1位が新潟で、以下、東京、大阪、愛知と続いているとか。すごいねえ。うれしいねえ。

 

そこで、NGT48のみんなには、もっともっと地元・新潟で人気者になってほしい!という願いを込めて、ついに!ついに!BSNラジオの伝家の宝刀を抜いたわけなんだよ。そう。『今すぐ使える新潟弁講座』がこの番組で開講であります!生徒はこの2人!

 

otakimiha2s1.jpg

みはちゃん。奈良未遥ちゃん。あなた会うたびにキレイになるねえ。津軽弁の使い手、みはちゃんが新潟弁を習いに来てくれたよ。けっぱれけっぱれ。そして、おーたきちゃん。イケメンだけど美女だよね(???)。おーたきちゃんはバリバリの新潟弁の使い手で、メンバー内で「だっけさー」(標準語訳:「だからさー」)を流行らせているとのこと。おーたきちゃんは新潟弁の伝道師だね。

 

で、BSNの新潟弁の伝道師といえば、この人である。

 

kondoukaori2s1.jpg

BSN新潟放送のアナウンサー、近藤丈靖でございます。初めてという方、どうぞよろしくお願いします。NGT48はこの度、アリオラジャパンからメジャーデビューを果たしましたが、近藤は『今すぐ使える新潟弁』で、徳間ジャパンからメジャーデビューしております。お聞きになったことがないという方、ぜひぜひ。

 

では、このブログをご覧の皆さんも一緒に、新潟弁を学んでまいりましょう。まずは新潟弁の大きな特徴である、「真ん中の言葉を伸ばして感情豊かに表現する」について。

 

otakimihalisten1.jpg

ネイティブのおーたきちゃんは余裕の表情。一方、みはちゃんは真剣であります。

 

こちら、主に形容詞に関して使われるのですが、「寒い」は「さーーーめ」。「広い」は「ひーーーれ」。他にも「ありがとう」は「ありーーーがと」と表現することによって、より感情豊かな表現となるのであります。『総選挙でおーたきちゃんとみはちゃんが総選挙でランクインしてうれーーーし』という感じでお使いください。

 

otakimihalisten2.jpg

おーたきちゃん。なんか悪巧みする少年の顔になっとる。みはちゃん。唇がひよこならぬアヒルになっておる。なんでこんな表情になったかというと、新潟弁の感嘆詞を学ぶ際、例文がおかしかったから。驚きとともに少々残念なニュアンスを含む感嘆詞。「あっきゃー」と「どぉ~」を学んで頂いたわけだが…

 

mihalesson1.jpg

「あっきゃー。NGTが出てくるかと思ったら、石塚かおりらったわ」(標準語訳:「あらまあ。NGTが出てくると思ったら、石塚かおりだったわ」)。みはちゃん。そんなに残念そうな顔にならなくても…。

 

otakilesson2.jpg

「なにね!?こんだ石塚かおりがアナウンス部長らってけ!?どぉ~~。あんげしょがかね。そういや社長に豪儀な中元贈ったったけねえ」(標準語訳:「なんですって!?石塚かおりが今度はアナウンス部長なんですって!?あらあら。あんな人がですか。そういえば社長に豪華なお中元を贈っていましたからねえ」)おーたきゃん。『あんげしょがかね』の部分が普通に感情がこもっていて、石塚、真剣に傷つく。

 

続いて、好意を表す新潟弁。「大好き」=「でえすき」。「一番いい」=「いっちいい」。

これを使って例文を発音してみよう。

 

miha1s1.jpg

「ずうっと黙ったろもさ、おれおめさんのことがでえ好きなんさ。突然こんげこと言われておめさんもぶったまげたろ。だろも、嘘でねんだよ。ほんのきなんだよ」(標準語訳:「ずうっと黙っていたのですけど、私、あなたのことが大好きなんです。突然こんなことを言われてあなたも驚いたでしょう。だけど、嘘じゃないんですよ。本当なんですよ」)

 

こんなのみはちゃんに言われたら漏れなくOKしてしまうであろう。津軽弁が混ざっていたのも可愛さ倍増だね。

 

0508otaki1s.jpg

「おれも今までさまざまな男ことみてきたろもさ、やっぱおめさんがいっちいて。こんげおれみてながんでも、おめさんでぇじにしてくれんねっけ。そんげしょ今までいねかったがね」(標準語訳:「私も今までいろいろな男性を見てきましたが、やはりあなたが一番いいです。こんな私みたいな者でも、あなたは大事にしてくれるじゃないですか。そんな人今までいませんでしたよ」)

 

おーたきちゃん。意味がよく分かっているだけに、照れる。そしてなぜかみはちゃんに釣られて、イントネーションが東北風味になる。

 

そして、最後は劇場でのお別れのご挨拶を新潟弁で。

 

mihalesson2.jpg

「今日はほんのきにありーがとございました。残念だろも、へえ行がんばなんね時間になったんですてー」(標準語訳:「今日は本当にありがとうございました。残念ですが、もう行かなければいけない時間になってしまったんですよ」

 

みはちゃん。リアルに劇場で使いたいって。その日は新潟弁しか喋っちゃいけない「新潟弁限定公演」とかあればいいのにねー。みんな無口になったらどうしよう。

 

otakilesson4.jpg

「またおめさんがたにあえること、たのーしみにしてるすけね。そせばまたねー」(標準語訳:「またみなさんにお会いできること、楽しみにしていますからね。それじゃあ、またね」)

 

おーたきちゃん。いいよねえ。お仕事の時は新潟弁を出さないようにしていると言ってたけど、個性派ぞろいのNGT48だもの。1人ぐらい新潟弁の使い手がいてもいいのではないかい?どうだ?どうなんだ?

 

otakimihalesson1.jpg

まあとにもかくにも、2人とも楽しそうに受講していただいて何よりだったよ。とにもかくにも、新潟の人がもっともっとNGT48のことを愛してくれるといいなあ。もちろん、県外で応援してくださっている皆さんにも。そしてNGT48を通して、多くの人が新潟に興味をもってくれたら、地元放送局の一員として、こんなに嬉しいことはないよ。

 

otakimihakaori3s.jpg

ということで、最後までお聞きいただきまして、ありがとうございました!

 

PS:今は元気になりましたが、収録当時、石塚かおりはタイヤ交換のためにタイヤを持った瞬間、腰を痛めてしまいました。ゆえに、イスに一度座ると立てない体になっていたのだよ。ということで、今週分と来週分(2週録りだわ。ばれてもいいや)の3ショット写真は、石塚がどどんと前面に出ております。ご了承ください。みはちゃん、笑いこらえておるな。