3月3日に開催される浦佐毘沙門堂の裸押合大祭に

欠かせない“大ローソク”。

そのローソクづくりが行われている北村ローソクさんにおじゃまして

裸押合大祭副委員長の北村洋成さんにお話をお聞きしました。

 

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上半身裸の男衆が「サンヨー、サンヨー」の掛け声と共に押し合う「裸押合大祭」は 

日本三大奇祭の一つに数えられ、約1200年の歴史を持ちます。

平成30年3月に、国から重要無形民俗文化財に指定されました 

 

祭りは別名「大ローソク祭り」とも呼ばれ

高さ1m、重さ30kgの大ローソクが作業場にずらりと並んでいました。

大きいものは重さ60kgになるそうです。

 

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毎年およそ70本製作されるそうで

その工程はすべて手作業。

今年は暖冬の影響でろうの固まりが遅いこともあったそうです。

 

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さて、大祭の運営を任される「多聞青年団」は

その年30歳を迎えるメンバーで構成されるということで

今年は、平成最後の裸押合大祭を平成元年生まれの青年団が運営します。

最高幹部と年男は大祭前の7日間、大祭の無事故と成功を祈って水行を務めます。

 

堂内での押合、福餅配与など

1日を通して行事が目白押しです。

 

そして、来年2020年から

開催日時が第一土曜日開催となります。

 

伝統のお祭りは必見です。

 

 

 

臼木優香