南魚沼に春を告げる祭り

「越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭」の

会場におじゃましました!

お話は裸押合大祭副委員長でもあり

大祭に欠かせない大ロウソク作りもされている

北村洋成さんにお聞きしました。

 

「浦佐毘沙門堂裸押合大祭」は

日本三大奇祭のひとつで

坂上田村麻呂が毘沙門天王を祀るために建設した御堂に

一年に一度住民達が寄り合いお祝いしたのが起因とされ

その後年に一度のご開帳に多くの信者が早く参拝しようと揉み押し合い

その揉み押し合いの暑さと、参前水行で裸になった事が

今の押し合い大祭に受け継がれています。

 

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中継の時間は福餅撒与が行われており

境内に集まった人々に向けて

屋根や雪台から奉納された紅白餅などが撒与されていました。

BSNからは三石アナウンサーが参加していました!

 

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大祭のメインは夜からです!

水行と押し合いが行われ

境内では縁起物の弓張撒与も行われます。

 

裸押し合いは飛び入り参加もOKとのことです!

さらしの販売や無料着替え所も完備されています。

 

受け継がれたお祭りに参加するべく

地元を離れた人も休みを取って戻ってくるそうです。

今年の大祭が終わったあとは

来年に向けての1年がかりの準備が始まります。

これからも守り続けたいお祭りですね。

浦佐の魂の祭りの中継でした。

 

 

 

 

越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭

 

 

臼木優香