今回ぼくは万代シテイで行われた「キッズフェスティバル」の設営のお手伝いをさせてもらいました。

 街にはまだあまり人のいない朝早くからのお仕事です。その日はとても寒く、冷たい雨まで降っていました。
冬用ジャケットの上にされに雨具を着ていても寒かったのですが、ぼくが寒い!寒い!と言ってる間にも、会場の設営スタッフの方々は次々に仕事をこなしていました。
 ぼくはテントの布1枚かついで運ぶのにも息切れしました。そのテントを広げて骨組みにかぶせるのも意外と難しくて、一緒に教えてやってくれたお兄さんにご迷惑をかけてしまいました。次にそのテントが飛ばされないようにおさえる重石を運びました。小さいのに30㎏あると聞きました。ぼくが それを持ち上げられたのをみんなが驚いていましたが、本当は腕がちぎれそうなほど重たくて、やっと持っていました。
ぼくがウロウロしている間に、雨の中立派な舞台と周りの設営が終わりました。
本番は雨がやみそうだ、と嬉しそうにみんなが言っているのを見て、ぼくも嬉しくなりました。

いつも、ぼくは キレイに出来上がった舞台の上で当たり前のように踊ったり演じたりしていました。しかし、ぼく達が気持ちよく演技出来るのは朝早くからの大変な思いをして一生懸命準備をしてくださる人達がいるからなのだと分かりました。

これからお客として舞台を見るときも自分で演じるときも、皆さんのかげの力を忘れないでいたいと思います。みんなに感謝して ぼくも立派に自分の仕事をしたいと思います。

 眠くて寒くて大変なレポートだったけど、大切なことに気づかされる体験をさせて頂き、ありがとうございました!

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