先週の土日、私は、震災前に企画した学生時代の同期会を開催しました。
1泊2日で、会場は越後湯沢のホテルです。

最近の込み具合についてホテルの方に尋ねると「宿泊客は少ない。自粛ムードでキャンセルが相次いでいる」との事。
私が『自粛、自粛などと言って消費を控え続けたら日本経済が崩壊し、結果的に被災地のためにも良くない。だから、予定通り泊りに来ました』と言うと、とても喜んでくれました。

今、日本全体が自粛に悲鳴を上げ始めています。今週テレビで、東北の酒造会社の社員が「とにかく自粛をやめてもらいたい。どんどん酒を飲んでもらいたい。それが被災地への長期的支援に繋がる」と訴えていたのは特に印象的でした。

「長期的支援」。そうです。物資の寄付をする事、ボランティアで被災地に入る事など、すぐに役立つ支援ももちろん重要ですが、自粛をやめ、消費を活発に行い、景気を支える事も不可欠で、それは被災地への支援策として即効性はないかもしれませんが、企業や店に潤いを与え、結果的に被災した人たちの雇用の創出にも繋がるからです。

私はラジオでも再三再四訴え続けていますが、何度も言います。燃料などの節約はやるべきです。しかし、消費の自粛はいい加減やめましょう。