TVスタジオのLED照明について
2025年1月31日 13:00
BSNテレビのスタジオは2021年1月に、すべてLED化しました。
BSNキッズプロジェクトで小学生がスタジオ見学した際、あまりの明るさにまずびっくりして、その後テレビの世界に入っている感覚に喜び、副調整室では調光卓でいろいろな色に変わる照明に感嘆の声がもれてきます。
LED電球は従来のタングステン電球に比べ電気量は1/10。
電気量が約1/10によるCO2削減効果と、LED照明は長寿命で、交換回数が少なく済むため、製造や販売によって排出されるCO2削減効果があります。
一般的に白熱電球をLED電球に交換すると、約70%のCO2削減効果があると計算されています。
※タングステン電球の寿命は約4000時間に対しLEDは約40000時間(=10倍)
因みにLED電球は構造上、球切れはない。
ただ、LED電球の性能劣化や照明器具の性能劣化などで
導入時の性能が保証されるのは約10年と言われています。
またスタジオ照明をLED化したことにより、照明器具から発生する熱が大幅に減ったため、夏のスタジオの冷房費が大幅に減りました。
電気量が1/10になった事により、TVサブに高圧受電設備が不要となった、などのメリットもありました。
今年度のテレビスタジオ見学の予定はすべて終了しました。新年度は、例年通り、BSNキッズプロジェクトのWEBサイトにて3月中旬に申し込みをスタートさせる予定です。(毎年人気のため、1か月ほどで申し込み受付終了しております)職場体験、社会科見学の一環として、小学生や中学生向けに実施しております。