2024年度 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部・BSN公開講座(前期)

(はじめに)

インクルージョン講座は今年で9年目に入ります。これまで多様な人々が当たり前の生活を地域社会で営むための条件である「インクルージョン(ふわりとつつむ)」をキーワードとし、市民の方々を対象とした企画講座を開講してきました。 2024年度は「他者とのつながり」をテーマとした講座を開催いたします。ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

【 第1回 】

もしもの時に備えておく知識とネットワーク作り

【講座内容】
ふだんの暮らしの中で困りごとが生じた場合、「誰にどこに相談したら良いかわからない」、「介護保険制度や成年後見制度の名前は知っているが、
内容はよく分からない」、「弁護士への相談料はいくらかかるのだろうか」などといった不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
本講座では、弁護士相談の特徴や介護保険制度および成年後見制度の概要について理解を深めます。
また、参加者同士が今後の身近な相談相手につながっていくことを目的としています。

【講師】原田 宏一 (そらいろ法律事務所 弁護士)

東京都生まれ。2008年に弁護士登録し、紀尾井町法律事務所、紋別ひまわり基金法律事務所、藤田善六法律事務所に所属し、2020年7月にそらいろ法律事務所を開設。
NPO法人こうけん新潟代表理事をはじめ、成年後見制度などの研修の講師を務めている。

【講師】伊藤 裕輔 (新潟青陵大学 福祉心理子ども学部 社会福祉学科 助教)

新潟県生まれ。20歳の時に福祉の世界に入り、高齢者福祉の現場で23年間働いてきた。
2023年10月から新潟青陵大学福祉心理子ども学部社会福祉学科の助教に着任し、現在に至る。専門は、コミュニティビジネスとソーシャルワーク。
研究の傍ら、2022年に原田弁護士らと共に立ち上げたNPO法人こうけん新潟の活動に取り組んでいる。

◆ 開催日時 7月27日(土) 13:30~15:30
◆ 受講料 1,000円(当日現金支払い)
※以下の方は受講料を減額いたします。当日、受付での申告をお願いいたします。
 1.障がい当事者:500円(障害者手帳・療育手帳 当日提示)
 2.介助者:500円
 3.本学卒業生:500円(申込時に卒業年度・学科の記載が必要です。)
 4.高校生以下・大学生(大学院生含む):無料(学生証 当日提示)
◆ 定員 30名
◆ 対象 どなたでも
◆ 講座申込締切 7月12日(金)
◆ 保育サービス定員 5名[申込締切 7月3日(水)]
◆ 会場 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部
※受付場所、駐車場等の詳細は、受講証に記載いたします。
【 第2回 】

共食について考える ー子どもの育ちにおける共食の役割ー

【講座内容】
他者と食事を共にすることを共食といいます。日々の生活の中には、家族団らんの食卓、給食や会食の場など様々な共食の機会があります。
共食と相対する言葉に孤食があり、現在一人で食事をする子どもや一人での食事を好む大人が増えています。
他者と共に食べる共食という文化は、他の動物とは異なる人間独自の特徴です。
人はどうして共に食事をするようになったのでしょうか。また共食にはどのような意味があるのでしょうか。
本講座では、共食のもつ文化的側面と子どもの育ちの中での共食の役割についてお話しします。
近年のコロナ禍の影響もあり加速している孤食の問題、共に食事をする意味について一緒に考えてみませんか?

【講師】岩森 三千代 (新潟青陵大学短期大学部 人間総合学科 准教授)

管理栄養士。担当授業は「子どもの食と栄養」「調理理論」「基礎調理実習」など。
共食、食事マナーに関する研究活動を行っている。研究の一環として、地域食材を扱った市民向け食育講座を開催するなど、
幼少期から食を通して地域とのつながりを促進する活動に努めている。

◆ 開催日時 8月31日(土) 13:30~15:00
◆ 受講料 1,000円(当日現金支払い)
※以下の方は受講料を減額いたします。当日、受付での申告をお願いいたします。
 1.障がい当事者:500円(障害者手帳・療育手帳 当日提示)
 2.介助者:500円
 3.本学卒業生:500円(申込時に卒業年度・学科の記載が必要です。)
 4.高校生以下・大学生(大学院生含む):無料(学生証 当日提示)
◆ 定員 30名
◆ 対象 どなたでも
◆ 講座申込締切 8月16日(金)
◆ 保育サービス定員 5名[申込締切 8月7日(水)]
◆ 会場 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部
※受付場所、駐車場等の詳細は、受講証に記載いたします。
【 第3回 】司会:BSN新潟放送アナウンサー

家族の絆を探る ー心理学と家族療法の視点からー

【講座内容】
「心理学」と聞くと、個人のこころを扱うというイメージが浮かぶかもしれません。しかし、心理学の世界では、個人のこころの動きに加え、
家族の中で行われるコミュニケーションのやり取りから問題の背景とその解決を考える理論も存在します。
この講座では、家族を見る上で重要な理論となるシステム論とコミュニケーション理論を紹介し、家族の関係性の見方や、
家族の力を用いた問題解決に向けた取り組みについて皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

【講師】小林 大介 (新潟青陵大学大学院 臨床心理学研究科 助教)

東北大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(教育学)・公認心理師・臨床心理士・ブリーフセラピストシニア。
宮城県公立小学校スクールカウンセラーや、石巻市役所福祉部虐待防止センターの家族相談士を経て、現職。
カウンセリングでは家族療法や短期療法(ブリーフセラピー)を専門とする。研究テーマはDV被害者・ストーキング被害者の支援。

◆ 開催日時 9月29日(日)13:30~16:00
◆ 受講料 1,000円(当日現金支払い)
※以下の方は受講料を減額いたします。当日、受付での申告をお願いいたします。
 1.障がい当事者:500円(障害者手帳・療育手帳 当日提示)
 2.介助者:500円
 3.本学卒業生:500円(申込時に卒業年度・学科の記載が必要です。)
 4.高校生以下・大学生(大学院生含む):無料(学生証 当日提示)
◆ 定員 30名
◆ 対象 どなたでも
◆ 講座申込締切 9月11日(水)
◆ 保育サービス定員 5名[申込締切 9月4日(水)]
◆ 会場 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部
※受付場所、駐車場等の詳細は、受講証に記載いたします。
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※新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部のホームページに遷移します。

新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部 社会連携センター
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TEL:025-368-7053(9:00~17:00 土・日・祝日・休業日は除く)
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