阿部展也(あべ のぶや) ~前衛画家 イタリアの地で~

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阿部展也(1913~1971)
五泉市出身の洋画家。
父の仕事の関係で7歳で上京。小石川の京北中学を4年で中退し、独学で絵画を学ぶ。超現実、シュールレアリスムに傾倒する。写真も得意で、戦時中は、フィリピンで軍の報道の仕事に携わる。
戦後は、インド・ヨーロッパ・アメリカなどに長期滞在し、海外の一流芸術家と親交を持つ。1962年からは、ローマに定住し創作、前衛的な作風で独自の世界を切り拓いた。また、東欧の古い建造物を研究したり日本の雑誌に欧州の芸術家を紹介した。58歳で死去。