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最終更新 2019年02月11日(月) 20:43

統計不正問題、給料上がらない・・・? “副業”が熱い!

 私たちの給料についてです。連日追及が続く統計の不正調査問題。野党は、去年の実質賃金の伸び率が「前の年と比べマイナスだった」と主張しています。給料アップが実感できない中、こんな自衛策も登場しています。  下町の弁当店。人々が真剣な表情で品定めをしています。

 「お金があまりないので、いつもここで買わせてもらっています」(弁当店の客)
 「(弁当が)250円なんですよ」(弁当店の客)

 お目当ての「激安弁当」に客足は途絶えません。

Q.(政府は)賃金上がっていると言っているが?
 「こういうお弁当を買っているところを見れば分かるでしょ?(賃金は)上がってないよ」(弁当店の客)

 厚労省による統計の不正調査が発覚して以来、国会では「実質賃金」をめぐって激しい論争が続いています。厚労省は再集計した結果でも去年の実質賃金は0.2%プラスになったと発表していますが、野党側は「実際はマイナスのはずだ」と猛反発しています。賃金は上がっているのか、中小企業の現場を訪ねました。

 「大企業ばかり(景気は)いいのだろうが、小さい製造業は仕事が来ないもんね」(アズマ<金属加工業> 清水 裕 代表)
 「賃金は上げられる現状ではない。(実質賃金の統計で)本当にこの数字は合っているのかな?と疑問に思っている」(佐藤モーターサービス 佐藤利弘 工場長)

 賃金が上がらない。なんとか収入を増やそうと、新たな動きも出てきています。

 「この状態は『売り』。ここで売っちゃダメ」
 「副業アカデミー」。会社勤めをしながら「副業」で稼ぐノウハウを教えています。

 「『副収入』を作らないと、将来不安をぬぐえない」(副業アカデミー 小林昌裕 学長)

 受講者の8割以上はサラリーマン。受講料など含め数十万円するにもかかわらず、この盛況ぶりです。特に最近人気なのが・・・
 「パソコン1台で、どこでも作業できます」(講師)

 中国の通販サイトなどから安く仕入れた商品をネット上で転売し、稼ぐビジネスです。

 IT関連会社に勤めるこの男性(27)も、なかなか給料が上がらないといいます。手がけるのは中古品のネット転売です。

 「(会社の給料が)今のままだと、きつい」(IT関連会社に勤務する男性)

 会社から帰宅した後、毎日3〜4時間パソコンに向かいます。

 「専門的な計算機。(転売の差額で)2万4000円の利益。うれしかったですね」(IT関連会社に勤務する男性)

 商品は、仲介業者がそのまま転売先に発送までしてくれるのです。

Q.副業は続けていく?
 「(続けて)いきますね。1か月の利益が10万円〜20万円くらい。(収益が)3ケタくらいになればいいかな」(IT関連会社に勤務する男性)

 給料が上がらないなら自力で守り、増やす時代に・・・。統計不正問題は12日も国会で追及が続きます。(11日17:17)

2019年02月11日(月) 19:39