本格的な寒さを迎えました。外に出かける時に欠かせないのが

マフラー、手袋。ある、ないで随分寒さの感じ方が違いますよね。

今のマフラーや手袋は機能的なものが多く、保温機能に優れていたり

手袋は濡れてもすぐ乾いたり、かなり進化しています。

 

私が幼少の頃、今から40年以上前の話ですが、よく母親に手袋や

マフラーを編んでもらいました。

既製品のものより、どことなく形がゴツゴツといびつでしたが、

身に着けると、温もりを感じたものです。

しかし、手作りはその人の想いが入っているので、使いこんでも

なかなか捨てることができなくなるのも悩みのタネです。

「正直、だいぶ形も崩れてきたし、学校にしていけないな・・・」と思い、

母親に、「これ古くなったから、どうしよう?」と聞くと、

「じゃあ、糸をほどいて、別のものを作ろうか?」と。

母親のまったく「捨てる」という考えがなかったことに

あの時はビックリしました。

 

型が古くなったりして着なくなったものは、

今では、なるべく『人に譲る』か『リユース』しています。

確かに捨てるのは簡単ですが・・・捨てられないのです。

「自分にとって必要でなくなっても、他の人が必要としているかもしれない」と

不思議なことに、母親のあの一言が、この歳になっても

まだ心の片隅に残っているのでした。