先日、ほぼ30年ぶりに、高校時代の同級生に会いました。

私は愛知県出身。そのため新潟に来てからは、1年に1~2回ほどしか帰省しないため、地元の友達と次第に疎遠になっていました。

昨年は久しぶりに高校の同級会がありましたが、仕事の都合で行くことができず、残念で仕方がありませんでした。

しかし、チャンスは突然やってきたのです。ある日会社の私のデスクに1枚の名刺が置いてあり、そこには懐かしい名前が!高校の同級生A君の名刺でした。

実はA君、地元愛知で私と同業の仕事をしていて、弊社の社員と東京の会議で一緒になり、そこで私がBSNにいることを知り、A君は名刺を渡してくれるように頼んだそうです。

さっそく彼にメールをしたところ、「今度帰省する時に会えない?」との返事がきました。そこでA君と日程調整して会うことにしました。

当日、待ち合わせは名古屋駅の定番の場所に設定。しかし定番の場所だけに人が多すぎ、「久しぶりでお互いわかるかなあ?」と逆に不安になる始末。妙にドキドキしながら、まるで彼女と待ち合わせをしているような自分がそこにいたのです。

突然、「よっ!久しぶり」と私の前に現れたのは30年ぶりに会うA君でした。一瞬、ためらいましたが、彼の笑顔には高校時代の面影があり、すぐにわかりました。お互い「変わってないね。」など話していたら「実はもうひとり呼んだよ」と、A君。

しばらくすると「ゴメンゴメンお待たせ!」とB君が。B君も高校時代とあまり変わらない雰囲気ですぐわかりましたが、2人を見ると、しばらく味わったことがない、何ともいえない高揚感に包まれたのです。

時刻は午後1時。「とりあえず食べながら積もる話を!」とA君の御用達のお店へ行きました。生ビールを頼んで乾杯後、お互いの現況を話したら、そこからはとめどなく高校時代の友達の話が続いたのです。『誰が今何をしているか』をはじめ、話をすればするほど、気分は高校生。

しかも男3人集まると、修学旅行の夜の部屋にいるみたいに女性の話ばかり。「人気があった女の子」や「○くんと○さんは実はつきあっていた」など話しが本当に尽きませんでした。

ビールやお酒を何杯飲んだかわかりませんが、フッと時計に目をやるとビックリ!午後8時30分。何と7時間30分も話し込んでいたのです。

確かに隣のテーブルの客が3~4回転していたので、長くいた様な気はしていましたが(笑)

3人ともさすがに、長時間にいたことにバツが悪くなり会計を済ませ、店を後にしました。

外は小雨が降っていましたが傘もささず足早に歩いているとB君が「会社を辞めて歳をとったらさ、頼れるのは学生時代の友達だから、大切にしたいね」と・・・。

納得の言葉でした。「やはり、学生時代の友達は利害関係もなく、一生付き合っていけるんだなあ」と。

「今度、磯村が帰省したら、違う面子も集めておくからさ、連絡してよね!」とA君。

ありがたい言葉でした。「会ってよかった」としみじみ思い、2人との再会の約束をして別れました。学生時代の古きよき思い出で繋がっている関係は、いつになっても色あせないんだなと。