12月8日(日)
柏崎アクアパークでフィギュアスケートの試合がありました
小学校低学年から中学校3年生が参加する近県大会です。
小学生・中学生の試合といえども、そのルール・点数の出し方は、基本的にはシニアの大会と一緒です。
演技に点数をつけるため、審査員達には色々な役割があります。
その中でも、私は「テクニカルスペシャリスト」としてお手伝いをさせていただきました。
このテクニカルスペシャリスト、どんなことをするのかといいますと・・・
ジャンプの判定
何回転の何ジャンプをとんだのか
回転が不足していないか
踏み切りのエッジが正確か
スピンの判定
何スピンをしたのか
レベルベースからレベル4までの五段階のどれに該当するのか
ステップの判定
ステップとして成り立っているか
スピンと同じように、5段階のどのレベルに該当するのか
などをみます。
プログラム全体の評価ではなく、要素ひとつひとつを正確に判定するのが「テクニカルスペシャリスト」の役割です。
この判定によって要素の基本的な点数が決まります。
その次に別の審査員(ジャッジ)が要素に加点をしたり減点をしたりします。
そして、ジャッジはプログラムの演技・構成など全体の評価もします。
こうして書いてみると、フィギュアの点数の出し方は複雑だなぁと、つくづく思います。
この点数、順位をつけるために出すのはもちろんですが、審査員から選手へのメッセージでもあります。
選手達は細かく出された点数から、自分の演技の良い点・悪い点を知ることができます。
この点数は次の演技へのステップになります。
今回も、成長した選手達の演技を見られて本当に幸せでした。
ちびっこスケーターたち、とにかく本当に可愛らしいんです
テレビで見る国際大会や全日本も素晴らしいですが、私は地元で頑張るちびっこスケーターの演技を見るのが大好きです
また来年、どんな演技が見られるのか楽しみです