私は鰻が大好きです。

鰻の蒲焼は、愛知県から西と静岡県から東の地方で

焼き方が変わります。西の地方は、

生の鰻を焼いてから、

東の地方は、鰻を蒸してから

タレを漬け、じっくり何度も焼くのです。

私は愛知県生まれなので断然「鰻を生で焼く」派です。

脂がのった生の鰻をジュージュー焼き、

秘伝のタレ壷に「ジャポン」と漬け

さらに何度も漬けては焼きを繰り返し、

皮とタレの香ばしい香りがするとOK!

もう、ヨダレが止まりません。

そして、いよいよ鰻の蒲焼を食べる時が・・・

はしで鰻を一口大の大きさに切り、おもむろに口の

中へ。この瞬間、ほどよいタレの甘みが感じられ、

パリっとした皮の食感とフワッとした

鰻の肉の旨みが口の中にいっぱいに広がります。

「どうして、こんなに美味しい物がこの世にあるんだ!」と

思わず叫びたくなる至福のひととき・・・

 しかし、こんな幸せの瞬間が味わえる回数も

年々減ってきています。それは・・・

『うなぎの値段が高い!高すぎる』からです。

「うな重」や「ひつまぶし」は、3~4年前までは

1800円~2000円前後で食べられたのが、

今は3000円~3500円が当たり前。

1回の食事に1人3000円以上、

家族4人で、確実に1万円オーバーは痛い出費です。

ですから、ほとんどの家庭は、1年に1回の

特別ディナーで終わる可能性が高いのです。

また、値段の高騰のため、最近では「鰻の蒲焼」に

似せた、いわゆる、なんちゃって鰻の蒲焼

世に出回っています。

「ナマズ」「サンマ」など他の魚での代用品から

「豆腐」や「長芋」を混ぜた蒲焼まで。

とにかく、安くて鰻の蒲焼らしい味を

食べてもらおうと、お店側も苦労しています。

先日、土用の丑の日、こんなニュースが・・・

「ナス」の蒲焼の下に鶏肉のササミを敷いて、一緒に

食べると、「鰻の蒲焼と同じ味がするね~」と

満足そうに、年配の男性がインタビューに

答えていましたが・・・ ウーン?どうなんでしょう。

それもこれも、うなぎの稚魚が獲れなくなったからです。

原因は様々、「地球温暖化」「密漁」etc

人口孵化ができず、稚魚を捕まえ、育てるしかないのが

現状です。

ニホンウナギの産卵場所がグアム島やマリアナ諸島

付近だけで、しかも「絶滅危惧種」に指定。

昔から日本人に愛されてきた『鰻の蒲焼』

謎の多い生物だけに、食す時に想像を超える

旨みを感じるのは私だけでしょうか?

アー、鰻の蒲焼が食べたい!!!!