hotoke_120113.jpg●閻魔堂(えんまどう)

・住所 柏崎市東本町2-7-39 
     (柏崎駅から歩いて10分ほど。
      市役所のすぐ近く。)
・電話 0257-22-2911

曹洞宗。
「閻魔市のお堂」として親しまれているが、正式な名前を「金砂山円光寺閻魔堂(きんさざんえんこうじえんまどう)」と言う。
閻魔大王を本尊として祀っている。これは、全国的に見ても非常に珍しいとのこと。
死んで地獄に行った人間は十人の王の前に引き出され、生前の罪を裁かれる。
閻魔大王は、その地獄の法廷の裁判長。閻魔の鏡には、その人の生前の行いがすべて映し出され、うそをついてもすぐに分かってしまうのだそう・・おそろしい閻魔大王だが、仏教では、地蔵菩薩の化身とされ、人間を救う仏の一人。お堂の中には「地獄絵図」も展示されており、そのリアルな描写には、肝をつぶされるほど。
尚、こちらは2007年の中越沖地震で大きな被害に遭い、全壊の判定を受けた。去年の4月にようやく再建したばかり。
建物は市の文化財に指定されていることもあり、新しく建てるのではなく、元通りに修復した。
毎年6月には、「えんま市」がお堂を中心に開かれ、20万人もの客でにぎわう。

☆仏事の泉「家でのお勤め」