hotoke_110701.jpg●養泉寺(ようせんじ)

・住所 新発田市押回548
    (新発田市中心部から藤塚浜に向かう途中、
          加治川を渡ってすぐ右側。)

・電話 0254-22-0802

江戸時代の初めに開かれた曹洞宗のお寺。
本尊は釈迦牟尼仏。本堂は1802年の江戸時代に建てられたもの。
当時お寺のそばには下越地方最大の潟、紫雲寺潟があり地域の人達は水害に悩まされていた。
そこで干拓事業がおこなわれ尽力したひとりが成田佐左エ門という人物。
位牌が養泉寺に安置されている。また、成田という地名としても残っている。
本堂の天井には、地元出身の狩野派の絵師中野東水(なかのとうすい)が描いた竜の絵。
欄間には謡曲竹生島(ちくぶしま)の一節に登場する「波うさぎ」の彫刻がずらりと並ぶ。
どちらも水に関係する題材で水と暮らしてきた地域性が感じられる。


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