旧巻町の角田浜に伝わる『なまぐさごうこ』。
『なまぐさごうこ』とは、寒い時期になると角田浜の各家庭で作られる漬物のことで、以前取材させてもらった「けんさ焼き」の倉澤さんから紹介していただいたもの。名前からもわかるように、とにかく「クサイ」らしい…。(「ごうこ」は新潟弁で「こうこう」たくあんの意。)
角田浜でも、美味しいなまぐさごうこをお作りになると評判の、本間ミブさんのお宅にお邪魔しました。ミブさんが作るなまぐさごうこは絶品とのウワサ!早速私も頂いてみることに..。
容器のふたを開けると、ぷ~ん。魚のニホイが…。
なまぐさごうこは、生の大根と鰯の煮汁で作っているそうで。なるほど、鰯の強いニホイ…。
ミブさんに作り方を伺うと、春に捕れた鰯を塩で漬け、秋にそれを煮て、冬の寒い時期に採れる大根にその鰯煮汁をかけて漬けているとのこと。材料の分量が家庭によって違うので、それぞれで味が違います(‘‘)ミブさんが作るなまぐさごうこは、噂どおりの美味しさ。生の大根のシャキシャキ感と、後から強く香る鰯の風味。くせになりそうな味とはまさにこのことだな~と思いながらバリバリ音を立てて食べている私の隣で、ミブさんは本当に嬉しそうな顔をしていました。「これが食べられれば、角田浜に住めるわ(^^)」と。
佐渡に住む、私の祖母に少し似ていたミブさん。ミブさんと話していると、本当のおばあちゃんと話しているみたいな気分になれました。温かい気持ちにさせてくれたミブさん、本当にありがとうございました。
ミブさん、これからも美味しい『なまぐさごうこ』を作り続けていってくださいね。
近くに行った時にはお茶飲みに寄るからね~。待っててね~。
