30年越しの夢叶う!幻の味復活!
南魚沼市におじゃま旅。
今回探すのは「幻の味」!
「幻の味を復活させた人がいる!」という情報を得て、上村源一郎さんを訪ねました。上村さんは94歳。とっても元気で笑顔が素敵な印刷会社の会長さんです。上村さんが復活させたものとは「ハッカ草」。六日町地域は昭和初期までハッカ草の栽培が盛んでした。しかし、県外や海外で安く作られるようになり、次第に廃れたそうです。そのハッカ草を復活させ、地域の特産品にしたいと考えた上村さんは、30年ほど前からハッカ草を栽培するようになりました。そして、今年ようやくハッカ草から「ハッカ油」を抽出することに成功したのです!ハッカ油とは天然のハッカ草を蒸留して作ったもので、バスオイル、眠気覚まし、虫除けなど様々な用途に使われています。上村さんは蒸留器を自分で作り、何度も抽出に挑戦してきましたが、ハッカ草300kgから1ℓしかとれないハッカ油はとても貴重で、一度失敗すると来年の収穫まで待たなければなりません。蒸留器を何度も改良し、ようやく今年30年越しの夢を叶え、ハッカ油の抽出に成功したのです!(^^)!ほんのりと茶色がかったハッカ油は、上村さんの思いを重ね合わせて見ると黄金色に輝いて見えました。上村さんの30年の思いが詰まった宝の油ですね(^o^)
TEL:0257-72-2165
上村さんのハッカ油を使って「はっか糖」を作っていただきました。お願いしたのは塩沢地域にある「アオキ菓子店」さん。こちらは、よろず屋時代から数えて創業350年の歴史のある老舗。名物「はっか糖」を作り続けて80年になります。通常はっか糖作りには「ハッカ脳」と呼ばれるハッカの結晶を使います。今回は上村さんのハッカ油を使っていただきました。ご主人青木則昭さんは天然の油でハッカ糖を作るのは初めて。分量が難しかったそうです。上村さんとお孫さんの昌司さんと一緒に「ハッカ油で作った第一号のはっか糖」を試食させていただきました。果たしてお味は!?普通のハッカ糖に比べるとハッカの味が濃いですが、美味しい!(^^)!上村さんは大満足♪さらに、嬉しいことが分かりました!青木さんは地元の人が作ったハッカ油ではっか糖を作るのが夢だったそうです。「これからも色々なお菓子作りに生かしていきたい。」とおっしゃっていました。青木さんの夢、そして上村さんの夢・・・。それぞれの夢が叶い、復活した幻の味!個人の夢から地域の夢へ、ますます膨らんでいくことを願っています。
TEL:025-782-0047






