今回のおじゃま旅は魚沼市。
まず、お話を伺ったのは「ゆきぼうし」という文庫がお宝だという大塚千恵さん。子どもたちが大好きだという大塚さんは退職金と知り合いからの寄付を
合わせてログハウスのような文庫をつくったそうです。中にお邪魔すると9000冊以上もの本がありました。私が子どものころ読んでもらった懐かしい本もたくさ んありました。大塚さんに絵本を読んでいただいたのですが、包み込むような語り口調は優しさに溢れていてとても魅力的。私も幼稚園や小学校に本を読みに行くことがあるのですが、とても勉強になりました。この絵本の家の周りには森があります。この森に入ると、緑の風が気持ちいい!小さな小道や池があって、自分がまるで絵本の世界に入り込んだようでした。子どもはもちろん、大人も童心に返って遊べるスポット!森で遊んで、絵本を読んで・・・大塚さんのお宝にすっかり浸ってしまいました!
さて、大塚さんが会わせたい人がいるというので連れて行っていただくことに・・・。その方は、山の達人、高橋好さん。山の暮らしを心から楽しんでいらっしゃる高橋さんは、山菜はもちろん、ニンジン、キュウリなどなど・・・山で取れたものを乾燥させて大切に保存してらっしゃいました!私が気になったのはゴーヤ。ゴーヤもスライスして乾燥させてゴーヤ茶として飲むのだとか・・・。初めていただいたゴーヤ茶はほのかに苦味があって後味すっきり!!美味しかったです。そのときに、山菜などもいただいたのですが、一緒に出していただいた「つまようじ」を見てビックリ!!なんとクロモジの木で作ったという高橋さんお手製のものだったのです。爽やかな香りがするつまようじは思わず食べてしまいたくなるほどいい香り。早速、クロモジの木があるところに連れて行ってもらい、つまようじ作りに挑戦!普段何気なく使っているつまようじもこうやって山の恵みを使って手作りするととても愛着が湧きました。高橋さんのお宝は「山」。「嬉しくって涙が出る。」という言葉が忘れられません。
絵本の家ゆきぼうし
TEL:025-797-2330
続いてお邪魔したのは、雪の中でお酒を貯蔵しているという玉川酒造さん。
今年は雪が少なかったから大丈夫かな?と思ったのですが、全く問題なし!シートがかかった大きな雪山がありました。中に入ると、ヒンヤリ。それもそのはず、温度は2度。中に入っているお酒は全て大吟醸でした。雪の中に貯蔵することで、振動もなく安定した低温でゆっくり熟成されるそうです。味はとてもまろやかで上品な味!美味しかった~!さて、風間健社長にお宝を伺ってみました。すると「20年もののお酒がある!」というではありませんか!!出来がよかった昭和63年のお酒をずっと雪中貯蔵しているという「昭和の酒」!!風間さんも10年前に試飲して以来、飲んでいないそうです。そのお宝は、お店から少し離れた別の雪山の中にありました。なんと、今回、試飲させていただくことに・・・!!まず驚いたのは20年たっても色がほとんどついていない!これが雪中貯蔵の特徴だそうです。そして、味は・・・?静かに身体に入っていくような落ち着きのある味!!お酒の味はしっかりしているのにスーッと入ってしまうお酒。美味しかった~!!この昭和のお酒、170本ほど貯蔵されているそうですが、今年ちょうど20年なので、販売するかも・・・ということでした。ちなみにお値段はなんと、一升10万円!!「20年のロマンは大台に乗せたほうがいいかな。」という風間さんのチャーミングな笑顔が印象的でした。
玉川酒造 越後ゆきくら館
TEL:025-797-2777