8回目は村上市。今回は村上駅周辺をおじゃま旅。
雨ふりの中、田んぼで田植えをしている女性を発見!早速、お宝を伺うと昔の50円玉を集めているとのこと。お宅におじゃまさせていただきました。平山秀子さんは、学生時代、お兄さんから送られてくる1000円の仕送りの残りを全て50円玉に代えてとっておいたそうです。缶の中には50円玉がいっぱいありました!!この50
円玉は昭和34年から8年間発行されていたもので、今の50円玉より大きくて重い!この50円玉を見ると、優しいお兄さんのことを思い出すそうです。よく考えたら、こちらのほうが宝でした・・・!と見せてくれたのが、秀子さんの義理のお父さん、三郎さんが彫ったという観音様。木を切るお仕事をしていたという三郎さんは、冬場になるとお仕事が休みになるため、観音様を彫っていたそうです。一刀彫で
彫られた観音様は細かいところまで丁寧に仕上げられていて見事!!思わずため息がでてしまいました。10体ほど作った観音様はお寺や親しい人にあげて、家にあるのは3体。三郎さんは現在療養中で、新しく観音様を彫ることはできないそうですが、秀子さんは、今、家にあるこの観音様を大事にしていきたいとおっしゃっていました。観音様も50円玉も、秀子さんが家族を大事にする気持ちが伝わってくるお宝でした!!
続いておじゃましたのは、村上市松山字三面。大量のぜんまいを干しているお宅を発見!ご主人、小池定市さんにお話を聴いてみると、なんと朝3時半に家を出て、片道3時間かけてぜんまいを採ってきたというのです!実はこの三面地区の人たち、以前は朝日村の山の中の三面に住んでいました。ダム建設がはじまり、1985年に集団移転。45戸のうち、30戸が村上市に移りました。昔から山に慣れ親しんできた生活は今も変わらず、この季節になると山に入るそうです。定市さんは70歳ですが、とても見えない!とにかく元気で力持ち!50キロ以上の山菜を山から背負ってくるというのですから驚きです。そんな定市さんのお宝はぜんまい採りに欠かせないカゴ「てご」です。縄でできているのかと思いましたが、素材はなんとビニールのロープ。もとは白かったのですが、使い込んで縄の色になっていました。もう20年も大事に使っているそうです。さて、定市さんの紹介でお宝を見せていただいたのは小池善茂さん。善茂さんは昔、狩をするときに欠かせなかったカモシカの「せなかわ」や大昔使われていた「槍」を見せてくれました。善茂さんが鉄砲でしとめたクマの剥製もみせてもらい
ました。迫力があって怖かったのですが、善茂さんはクマに出会っても怖いとは思わないそうです。三面地区の人たちにとって山は、生活の場であって、糧であって、パートナーであって・・切っても切り離せない存在なのですね。山とともに生きてきた三面地区の人たちが山を大切に思う気持ちが伝わってくるお宝を見せていただきました。ありがとうございました!