橋本嘉人さん (新潟市~旧豊栄~・トマト栽培農家)
新潟市北区。
トマトの収穫が行なわれています。
橋本嘉人(よしひと)さん。
この地ならではの自然環境を生かし、
農薬や化学肥料をおさえた
「豊栄トマト」を生産しています。
「親爺が昭和50年くらいから
ハウストマト作ってまして・・
それがとても旨かったんです、
で、親爺の技術は素晴らしいな、と。
誰か継がなきゃ勿体無い、
と思いまして。」
甘味と酸味のバランスが絶妙と言われる橋本さんのトマト。
県の品評会で最高賞を受賞するなどそのこだわりが評価されています。
「このトマトは農協で栽培の為の基準が在る程度決められていて
肥料とか水のやり方、管理方法とか、一応それに準じてるんです。
それで初めて=豊栄トマト=と言えるトマトに成るんで。」
豊栄トマトの特徴は桃太郎系の水分の多いジューシーさ
でも水っぽくなく甘さもあり酸味とのバランスが取れている・・
とても濃い味の美味しいトマトなんです・・と、橋本さん。
何よりお客さんに喜んでもらえるトマト作りが大事だから、と、
トマト作りの気構えをさらりと述べてくれました。
「家にまで買いに来てくれるお客さんにね、
毎年喜んで、=今年も美味しい=って言ってもらえる
そんなお客の顔が今年もこれからも見たいからね。
そのために作るのが=僕のトマト=かも知れないなあ(笑)」
「まず、地元に知ってもらいたいって願ってます。
産地が豊栄のトマトは旨いって事を
意外に判らずに食べてる方も多いと思うんですよ。
そうすれば今後、後継者もね増えてくれるかも知れないし・・
高齢化は進んでますからね、だから、もっとトマト作りも
今以上に魅力的になって行かないと。」
豊栄トマトを食べてくれる方に感じてほしい事は?という問いに
一言、=愛情ですかね(笑)= と、
言い切った橋本さん。
「愛情かけて、手間かけて、
作るんですよ毎日。
だから、そこを感じてもらえれば
一番嬉しいですねえ。
天候に左右されたり、
毎日気の抜けない作物なんで
美味しくて=美しい=
トマトを作るのに日々精進です。
町村合併で豊栄市の名前は
消えてしまったけど
その名がトマトに残ってくれて
とても嬉しいんです。
だからこそ、その名前に恥じないよういいトマト作らなきゃね・・ 」
そう言って笑う橋本さんの愛情が込められた豊栄トマトは
今日もにいがたの食卓に笑顔を育んでいます。




