« 迫一成さん(7/5) | メイン | 橋本嘉人さん(7/19) »

近藤洋平さん(7/12)

近藤洋平さん (新潟市・旧新津市・和菓子職人)     

「この団子は・・私が和菓子始めたときにはもうありましたからね。
 母親が買ってきてくれたのを食べた記憶もありますよ。」

昭和30年代、100712_1.jpg
新津駅の盛況とともに人気を博した
新津名物の「三色だんご」。    

駅前にある老舗菓子店=羽入=の
工場長近藤洋平さんは、
半世紀に渡りその味を守り続けてきました。     
     
「昭和30年代ですか、私が始めた
  ころが一番作ってましたでしょうか。
 朝は毎日4時から仕込みで土・日は
  5~600個は作りましたかねえ。
 
 新津の街も鉄道の方で賑やかでね・・街の三分の二は鉄道の関係で・・
 それからずっと今まで、味を変えずに毎日作っております。」   

100712_2.jpg最盛期は市内の3つの店舗で製造していた三色だんごも、    
今ではここ、羽生菓子店で作られるのみになってしまいましたが
それでも平日150箱が完売する人気を誇っています。   

 「難しいって思うことも
 今は・・無いですが(笑)
 だんごの硬さはその日の気温とか
 天気で変わりますから
 硬さとか水気とか、調節するのが
 勘所のような。

 もう淡々とね、長年のあれで、いつもどおり作るだけですが
 ただ、毎日、作るものを美味しく、とね。
 作ってる人間なら誰でも思うこと・・ですが(笑)
 まあ、そうやって、忙しいことが楽しいですねえ・・職人ですし。」

趣味なんか休みのときに映画見るくらいのものですから・・
そう言ってふと笑う近藤さんの年季の入った表情。   
 
「形が変わっていて箱入りですからねえ。
 珍しさもあって人気も出たんだと思いますが
 正直味は抜群だと思っていますよ、特に胡麻とか・・
 やっぱりお客から旨いと言われるのが一番・・ですから。」

一緒に働く若いひとには是非この味を継いでほしいし
お客の来る限り三色だんごは新津の味で在ってほしい。
そして、昔のように鉄道の街として新津が賑やかになってくれれば・・・

それも一番の願いですかねえ、と、近藤さん。

「時代が時代で100712_3.jpg
 ものはいっぱい溢れてますから
 昔みたいな珍しさは少ないだろうとは
 思うんですがね。
 それでも、続く限りは作り続けて
 行こうと・・。
 美味しいと言ってくださる方が
 あるうちは。
 淡々と、今までどおりに、
 ですね(微笑)。」
 
かつて鉄道のまちと呼ばれた新津・・
駅のホームで飛ぶように売れた名物三色だんご。
 
その味は、時は流れ街が変わって行っても    
これからも多くの人に愛され続ける事でしょう。
 
味と伝統を守るひとの手がこのふるさとにある限り。    

 

提供

アーカイブ



番組テーマソング



NTTドコモ限定
番組テーマソング
カナデフウビ「明日には」
メニュー→メニューリスト→TV/ラジオ/雑誌→①TV→▼地方局ほか→□関東甲信越→新潟放送→ワンダフル新潟人!


Copyright© Broadcasting System of Niigata Inc.
BSN新潟放送TOP
Powered by
Movable Type 4.1