神田智昭さん (燕市・金属加工業)
金属加工工場の立ち並ぶ県央燕市で
厨房用品卸業を営むのは
神田智昭(かんだともあき)さん。
ステンレス二重構造のラーメン容器
「メタル丼」を製品化し、
今、全国から注目を受けています。
「私が何よりラーメン好きでして(笑)
燕三条系のラーメンは
もう全国区ですし・・
何かコラボ出来ないかと
思っておったんです。
そこに、最近、燕のステンレス製品の
新商品で二重構造の
マグカップがやはり有名になりましてね。
じゃあ、此れを丼でやったらどうなんだろう、と。
旧知のプレス加工工場と一体化で開発してみたんです。」
冷めにくく持っても熱くないのが、
このメタル丼の最大の特徴。
そのうえステンレスの強度も持ち合わせていますから・・
「使って頂ければびっくりするほど
機能性が高いと思っています。
これに賭ける意気込みも結構大きい
ですねえ(笑)
街自体が元気がないと工場も
皆元気がなくなりますから
燕ラーメンと
此の燕のステンレスのコラボで
一緒に全国制覇しちゃおう、と、本気で考えておりますよ(笑)」
そんな神田さんの思いに応えるかのように・・
最近では「メタル丼」を扱う地元ラーメン店も増え始めてきました。
「燕はね、色々な金属加工の技術が満載なんです。
ステンレスだけでもプレスに溶接、金型、そして研(みが)き。
色んな職人の様々な技術が此処だけでコラボできる。
そんな意味でも先が楽しみな製品だな・・と。
今後は燕ラーメンのほうからもこの丼に合わせたような・・
そうですね、メニュー開発などして貰えれば何より、かな。」

贔屓目でなく使ってもらえば皆ビックリすると思いますよ・・
そう言って神田さんは幾分自慢げに目を細めました。
「この温かみの在る器、丼でね・・
使う皆さん全員に
わくわくして戴いて。
在る意味使う人、お客さんにもね
=幸せ=になってもらえると・・・
嬉しいんですがねえ。」
様々な工夫、日々の努力、
積み重ねた伝統を生かす発想
伝統産業である燕の金属加工技術は
今も尚、日々進化をし続けています。
ふるさとの底力を信じる造り手の思いを乗せて。




