大関将洋さん(長岡市・池田機工) 
長岡市の板金加工会社に務める大関将洋さん。
彼が手掛けた「ステンレス板の住宅模型」が全国規模の板金技能フェアで最高賞を受賞しました。
キャドと言われるコンピュータ制御による板金加工システムのプログラムを使って複雑な加工を行なうのがプログラマの大関さんの仕事です。
「最初この業界に入ったのは偶然なんですが・・
まず(板金加工の)現場を経験してからだったんですね。
此のプログラムの仕事に就いたのは・・・・。
現場ノウハウがないと此のプログラム自体出来ませんし。
まあ、元々考えて何かやるのって好きでしたから
今では、天職だな、とも思ってますよ(笑)。」
大学時代はジュエリー作家を目指していた大関さん。
その感性を板金技術に活かし、
平面の板を折り曲げただけで複雑な立体物を作るコンピュータプログラムを完成させました。
「今回受賞した作品も、実はそのままコンピュータにやらせると
=出来ません=ってエラー出すくらいの代物なんです(笑)
それをギリギリのところで騙し騙し認識させて形にする。
此れって現場経験しないと出てこないノウハウなんですね。」
「今回、この作品が評価されて、展示会など全国でこれを見に来ていただける
顧客の方や同業の方が増えました。
今までうちが普通にやってきた技術がいかに凄いか。
社内全部の自信にも繋がりましたし世の中にアピールも出来た、と。」

今後は此の技術を生かした
自社製品の開発や
直接このノウハウで複雑な板金加工がある程度、誰にでも簡単に出来るシステムの構築やその指導にも目を向けて行きたいというのが夢です、と大関さん。
「皆が簡単に使える機械、
それが作れればこの業界全体の作業性の向上にも繋がりますし良いものをローコストで提供できれば、
大きく言えば国際的競争力も上がっていくと思うんですよ。
ひいては地域の雇用にも貢献できないかな・・なんて
ちょっと大きいけどそれが当面の目標です(笑)。」
新しい発想が生み出す製品、技術、競争意識・・
それは確実に地域の発展や活気作りにも繋がっていく。
大関さんの求める=新しさ=は
地域の明日をきっと担っていくことでしょう。




