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内田雅晴さん(11/27)

内田雅晴さん (魚沼市 わさび生産業者)

魚沼市。
この地で唯一の『わさび』生産業者があります。
内田雅晴さん。
八海山の雪解け水を利用したこのわさびの生みの親です。

「新潟には美味い米、新鮮な魚があるのに、
其れらをつなぐものがない...。091127_1.jpg
其れが『わさび』なんですよ。

良いわさびを育てるのは、やっぱり水なんですよね。
八海山の伏流水が非常に豊富な土地ですから...ミネラルを豊富に含んでいて...、
コクがあって美味しいって言って頂けるんで、非常に喜んでいます。

辛いのがわさびってイメージがあると思うんですけど、
"甘味があって辛くて"...
そんな『わさび』づくりを目指しています。」

冬寒く、夏暑い...盆地特有の魚沼の気候は、
水温が安定せず、わさびづくりには不向きと言われてきました。
過去にも数件の農家が栽培に挑んでは挫折を繰り返してきました。

091127_2.jpgそんな中、地下40メートルまで井戸水を掘ることで
"美味しいわさび"づくりを成功させた内田さん。
この秋には年間を通して出荷できる体制が整いました。

「わさびを栽培する適温は
15度ぐらいなもんですから...
魚沼盆地は夏は暑くて...
そうすると水温が上がって
病気が多く発生したりで...
わさびは暑いのに一番弱いんですよね。
無農薬ですから、病気が出ても農薬をつかえない...。

でも地下40メートルの水は水温が安定しているんです。
其れを汲み上げることで、夏場の温度上昇を解消したんです。
もともと魚沼の米が育ってきた土地ですから水質は最高ですし...。」

そう言いながら、にっこりと微笑んだ内田さん。
私たちの問いかけに『わさび』への思いを語ってくれました。

「地産地消と言われたり、091127_3.jpg
農薬の無い自然なものが求められていますよね。
皆さんに是非この『魚沼わさび』を味わってもらって、
美味しいなって言って頂いて...
なんとか魚沼の産業に育っていって欲しいですね。
そしてゆくゆくは新潟県の名産になればいいなと思っています。

新潟県には魚沼わさびがある...と言われるぐらいまでに
みんなで一生懸命にやれればいいなと...
其れを目標にがんばっていきたいと思っています。」

内田さんの情熱が生み出した『魚沼わさび』。
新潟の新しい名産が魚沼の自然の中で育ち始めています。

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