渡辺辰也さん (関川村 スポーツ少年団野球コーチ)
新潟県の北にある関川村。 
子供たちが野球の練習に励んでいます。
指導にあたっているのはこのスポーツ少年団のコーチ
渡辺辰也(わたなべたつや)さん・・・チームのOBでもあります。
「前の監督の人柄とか、熱意とかに影響受けまして・・・
僕等OBも練習に顔出したりしているうちに、いつのまにか自分が(笑)。
今でこそこういう夜間練習場が出来て、夜もやれますけど
最初は朝練習だけで、6時からとか厳しかったですけどね。」
この夏甲子園を沸かせた日本文理高校のバッテリー伊藤君と若林君もこのチームのOB
当時の監督が渡辺さんでした。
「あえて個人を揚げるわけではないですし、
彼等がいた頃も今もやってることは変わらないですけどね。
OBになった子たちが顔出してくれて、それも刺激になり・・
ただ、活躍する子が増えてくれると、励みになりますよ間違いなく。
野球してる子たちも、教えてる私たちも。」
野球を通じて渡辺さんが子供たちに伝えたいこと・・・それは何ですか?と伺うと、
「=負けず嫌い=を作りたいんですよ(笑)」と返って来ました。
負けたくないという心があれば人より練習も出来る・・・
やりたい目標があれば何とか頑張って行ける・・・
そういう=こころ=を培うことがなにより重要なこと。
「勝つ楽しさと負ける悔しさをね、僕自身も含めて学ぼう・・と。
勝てば嬉しい、負ければ悔しい・・そう素直に感じてね。
その悔しさを本当に身にしみて感じた時に
=自分なんかこんなもんだ=と思うのか
=いや、違う、まだまだ出来るはずだ=と思う子になるのか。
出来れば・・負けず嫌いな子をね、沢山育てたいなあと。」
「野球ってプレイのなかで、色々在るんですよ。
自分が打ちたいときにバントのサインが出てたりね。
我慢して乗越えなきゃいけない場所がいつも在るんです。
それを教えることで、強い、負けず嫌いな気持ちをね、
皆に感じてほしい、技術的なことだけじゃなくて。」
自分自身はそう言う意味で野球の指導者じゃないかもなあ・・
=負けず嫌い=のコーチなのかも知れませんね、と笑う渡辺さん。
夢は=ひとりでも多くの子供たちが自分の目標に達する=こと。
「その時にこのチームで過ごした時間を思い出してくれれば嬉しいですよ。」
渡辺さん譲りの=負けず嫌い=を胸に、関川村出身の2人の球児は
この夏甲子園を新潟を、いや全国を熱くそして烈しく燃え上がらせました。
そんな先輩たちを目標に...=負けず嫌い=な熱いこころを育てながら
子供たちはこの自然豊かなふるさとで日々練習に励んでいます。




