松本忠昭さん (見附市・ニット製造会社工場長)
全国有数のニット生産地見附。
この地で野球のユニフォーム用ニットを専門に作っている
新潟県で唯一の工場があります。

その工場長が松本忠昭(まつもとただあき)さんです。
「まず、拘ったのは丈夫で軽い、という生地ですね。
うちのユニフォーム全日本やプロ野球でも使われてますが
高校野球でも多く使用して戴いているんです。
高校野球、っていったらやっぱり=夏の炎天下=というイメージありますよね・・そこで一番着心地の良いもの、通気性と丈夫さを兼ね備えた生地を作るのが理想なんですよ。」
究極の目標、軽く、涼しく、丈夫。
3拍子揃った生地は高く評価され、
日本のプロ野球、各球団をはじめ
日本代表のユニフォームにも採用されています。
「まあ、新しいものを開発して納品した時
デザインの良さとか言われるのも嬉しいですが
やっぱり、いい生地だなと言われるともっと嬉しい(笑)」
スライディングにクロスプレー・・
野球のユニフォームには常に強靭さが要求されます。
でも、そのために分厚い生地を使えば今度は着心地が・・。
「其の矛盾を克服していいものを企画するのが、
まあ生地づくりの=命(いのち)=な訳ですから。
生地編む時の糸のはしり方から何からすべて計算して・・
より、破れにくい=網=構造を作ること、それが全てです。
このニットに限らず、ここ見附は繊維産業で伝統があります。
繊維産業の過去の色々な技術の積み重ねが、
今の私たちの技術を支えてくれてる部分もありますね。」
野球のユニフォーム素材に求められるものって
今も昔も、この丈夫さ、軽さ、涼しい着ごこちに尽きるんです・・と松本さん。
大きく言えばこの不景気のなかでも努力を重ね続けて
繊維の街、見附の産業の一翼を担って行きたい、とも。

「野球ユニフォームの素材、といえば、もう当社といわれるように
新潟の見附で世界最高のプレーを支えるユニフォームを作ってるんだ、と
たくさんの人に知ってもらえれば、・・嬉しいですね。
日本を代表する生地・素材なんだ、っていう自負はありますから(笑)。」
伝統と最新技術、それを支える日々の努力。
見附生まれの確かな技術が生み出すユニフォームは世界レベルのプレーを今日も支え続けています。




