岡田和也さん (新潟市 岡田ロウソク店)
新潟市中央区。和ロウソク作りに情熱を注ぐ男性がいます。
岡田和也さん・・・新潟の地で半世紀ぶりに、
植物性の「櫨(はぜ)蝋」を使った和ロウソクを蘇らせました。

「小さい頃、職人だった父の背中を見て此の仕事をやるんだな・・とは思ってたんですが。一度は外に出たいとも思いましてね・・
実際、手作業でロウソクを造り続けてはいたものの
新潟市中央区。和ロウソク作りに情熱を注ぐ男性がいます。
岡田和也さん・・・新潟の地で半世紀ぶりに、
植物性の「櫨(はぜ)蝋」を使った和ロウソクを蘇らせました。

「小さい頃、職人だった父の背中を見て此の仕事をやるんだな・・とは思ってたんですが。一度は外に出たいとも思いましてね・・
3年ほど東京で畑違いのホテルの仕事をして戻ってきて一から修行しなおしました(微笑)。」
全てが手作業で作られるこの櫨(はぜ)ロウソク 手で蝋を塗り重ねながら徐々に太くしていく 「手掛け製法」と呼ばれる伝統的な手法で作られています。
「元々は亀田に在るロウソク店から
「元々は亀田に在るロウソク店から
手作りのロウソクで地産のものを・・という注文がありまして。
その時、近辺で手作りが出来るのがうちだけだったんです。
で、原料が櫨(はぜ)というのも興味がありまして
是非に、ということで親爺と2人で再現始めたんですが・・・」
実際、手作業でロウソクを造り続けてはいたものの原料が現在のパラフィンワックスとは異なる天然素材。
和也さんも師匠である職人のお父さんもまったく経験が無く
唯一製作の現場を知っていた祖母の話をもとにして
試行錯誤をくりかえしようやく製品化が出来た・・と語る岡田さん。
苦心を重ねた分だけこの櫨(はぜ)ロウソクへの思いいれは深い・・とも。
「本物の和ロウソクは芯も手巻き、蝋も手で塗っていきます。
だから灯りに表情が生まれるんです、炎がまばたく・・っていうのかな。
それに結構明るくて煙も植物性の原料なのであまり出ません。
だから使うと、いや=燈(とも)す=とね、空間がいつもと変わりますよ。
その変わった空間の明るさや雰囲気を楽しんで欲しいなあ・・。」
新たにインテリアや雰囲気作りのためにも

和ロウソクを生活の中に取り入れてもらえたら・・
表情のある美しい=灯り=を楽しむ余裕のある暮らし
そんなことのお手伝いになれたらいいですね・・と岡田さん。
「本物のよさ、ロウソクは火をつけてみないと判らないですからね(笑)
是非、一本でも本物に火を=燈して=みて欲しいんです。
ロウソクってこんなに綺麗な灯りなんだってわかりますから(微笑)。」
半世紀ぶりに灯(とも)された「櫨(はぜ)蝋」の灯(あか)り。
若い職人の情熱によってその伝統はこれからも守り続けられていきます。




