横井栄子さん (村上市~旧朝日村~ 「朝日村繭の花の会」代表)
村上市朝日地区の特産品「繭の花」。
地元の工房では、
製作体験を行なうことが出来ます。
その指導にあたっている人が
横井栄子さんです。
「養蚕農家は、今、繭(まゆ)の値段が輸入で安くなって
地元の工房では、 製作体験を行なうことが出来ます。
その指導にあたっている人が
横井栄子さんです。
「養蚕農家は、今、繭(まゆ)の値段が輸入で安くなって
専業ではもう食べていけないんです。
それで、繭に付加価値がつけられないかと思いまして。」
そんな理由でクラフトを始めたのですが
いざやり始めたらこれがとても楽しくて・・と笑う横井さん。
かつては養蚕が盛んだった朝日地区も
安い輸入繭に押され、農家は次々と養蚕をやめて行きました。
そんな中、横井さんが見出したのが「繭の花」でした。
安い輸入繭に押され、農家は次々と養蚕をやめて行きました。
そんな中、横井さんが見出したのが「繭の花」でした。
作ってみたい・・と言うひとが増えて居ることを実感し
朝日地区での学校の親子活動で此の繭の花作りを
教えはじめたりする流れを見るうち工房を本格的に開いて
この繭の花作りを専業にしようか・・と思ったそうです。
「本来は絹糸になるべきもの・・ですよね。 でも現実それでは食べていけないし暮らしが成り立たない
付加価値をつけてこれで食べていける・・という環境。
それによって養蚕が続けられる場所が残せる。
そのことが一番の目的で理想でもあるんです。」
養蚕の行なえる土地はとても環境の良い場所でもあるんです。
それに自然にやさしい産業でも勿論あるんですよ・・とも。
「例えば今子供たちに繭の花で作れる帽子とかを
入門用に教えているんですが・・これの原型は
私が子供のころ白詰草で編んだ花のかんむりなんですよ。
今の子供たちにはそういう体験がないでしょう?
だから、逆にこの繭のクラフトで経験した造り方で
今度は自然の中で本当の花を見て触れた時に
=あ、ああやって編んで遊べば楽しいんだ=って
思ってくれれば・・なんて思いもあるんですよね(笑)」
横井さんの作る繭の花・・その柔らかな質感と暖かい雰囲気
横井さんの作る繭の花・・その柔らかな質感と暖かい雰囲気
繭の毛羽立つ感覚や変わらない色などが評価され
最近ではこの地をを訪れ体験する人も徐々に増えてきました。
「若い人が、この繭の花つくりで・・養蚕が続けられる。
この地域の繭を使って作るこのクラフトで
養蚕農家の暮らしが続けられるようになってくれれば。
そこまで目標にしてこれからも頑張って続けて行きたいですね・・・
沢山のお客さんが全国から来てくれるような ここの=名産=にして行きたいです・・大変だとは思いますけど(笑)」
朝日地区の養蚕技術は製品としてのかたちを変えながらも
絶えることなく次世代へと引き継がれています。
朝日地区の養蚕技術は製品としてのかたちを変えながらも
絶えることなく次世代へと引き継がれています。




