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佐藤 知(あきら)さん (3/2)

佐藤 知(あきら)さん 三味線奏者・新潟市  
    
 「にいがた食の陣、冬の当日座」     
 三味線の路上演奏が行なわれていました。     
090302_1.jpg      
 佐藤知(あきら)さん。     
 地元新潟を拠点に活動する     
 プロの津軽三味線奏者です。     
      
 「母が民謡の仕事をしていまして
幼稚園から民謡歌ってたんです・・
 そうしたらおばあちゃんが凄く喜んでくれて、
  で、そのうち母の仕事についていくようになって・・
  小さい頃から人前に立つのは好きだったなあ。
 
佐藤さんの御両親も民謡のプロ・・そして叔父さんは
音楽ユニット=竹林精舎=を率いて世界的に活躍した
新潟の津軽三味線奏者、故木田林松次さん。
その木田林松次さんの内弟子になった佐藤さんは
高校卒業後本格的にプロの津軽三味線奏者を目指しました。
 
「もっともっと本当に、まず新潟で有名になって(笑)
 津軽三味線の良さをいろんな世代のひとに広めたいですね。
 だから、今は何処でも手当たり次第=弾きまくり=たいです。
 街角でも何処でもボランティアでも・・」
    090302_2.jpg 
自分が師匠から伝えられた音、津軽三味線を演奏することで
自分と同世代や若い世代の人たちに津軽三味線の良さを
知ってもらい、一緒に演奏できる人が出来たら最高なんだけど・・と
一瞬はにかんだように笑う佐藤さんの表情にはまだ若さが漂います。
 
ただ、その津軽三味線にかける思いの熱さは言葉の端々に。
 
「一緒に演奏、したいなあって思ってるんですよ。
 三味線って自分で曲が作っていける・・で、他のジャンル
 ジャズや、ロックや色んな音楽の要素もあるものが出来るんです。
 それをセッションして決まったときの楽しさ・・
 それがハーモニックでガチッとはまったときの物凄い気持ちよさ。
 ・・色んな人に知ってほしいなあ・・(笑)。」
      
 全国大会でも数々の実績を残している佐藤さん。
 とりあえず周りから=もっと焦れ=って言われるぐらい 
 僕はマイペースらしいんですけどね・・と笑いながら
 まず新潟で、自分の土俵を固め、自信を持って初めて
 全国に、世界にと思っていますから・・と謙虚に語ります。
 ただチャレンジは常に続けたいですね・・とも。    
 その言葉どおりこの秋にはCDリリースが予定され
 4月には初のソロコンサートが新潟市内で行なわれます。     
      
「ギターはフレーズに命を宿すって言いますよね。
 三味線も一本の弦、一つの音に魂を込めて弾きます。
090302_3.jpg その音、澄んでいる音、心地よい音を聴いて欲しいんです。
 
「目標は・・・師匠のようなプロになることですね。
 僕にとってはまだまだ雲の上の存在なんですけど。
 
 ・・・死ぬ間際でも、お客さんの前で、普通に笑って
 =べべんっ=って・・弾いて死ねたら・・と思いますね。」     
      
最後にそうきっぱりと言い切った真っ直ぐな眼差し。 
若き実力者が奏でる津軽三味線の音色は     
 これからも沢山の人のこころを打つことでしょう・・・。 

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