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久保豊範さん(2/9)

久保豊範(とよのり)さん (加茂市 農業)      
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去年行なわれた「お米日本一コンテスト」で     
 加茂市でつくられた「コシヒカリBL」が最優秀賞に輝きました。     
 その生産者が久保豊範(とよのり)さん。     
 独自の栽培方法で新潟県初の快挙を成し遂げました。
 
本来、建築業に携わっていた久保さんは
奥さんの実家の農家の後継者が居なくなったことから
米作り、農業に関わろうと思った・・と語ります。
 
「実際、其の妻の両親が作るものを家族で分けてもらって
 食べていた訳ですからね、やっぱり安全、安心な食を
 家族の単位でも守ろうと思ったことも要因ですかね。
 あと、米作りでも、なんとなくですが、今までと同じことを
 しているだけじゃ駄目だ・・と、農業に関する不安も多い時代ですが
 今までのやり方じゃ続かない・・そうも思いましたから。」
     
0900209_2.jpg まったく素人の段階から米作りを始めた久保さん。
・・自慢できるのは愛情とエネルギーだけでした(笑)・・・と言いながら
其処で作られる全てのモノや収穫に到るまで感動を
家族と分け合いたいと思いながら進めた米作り。     
 なんと生産1年目で「日本一美味しいお米」を誕生させました。     
      
「実は、其の妻の父のやり方とかも見ていて・・確かに良いんでしょうけど
 此れじゃこの先は駄目だ・・と思ったんですね・・でも素人ですから(笑)
 考え方を認めてもらうには実績を出すしかないと思って・・・
 コンクールに応募したんですよ、正直一位獲る気構えで・・・
 まあ、周囲は信じてくれませんでしたけれどね。
 
何よりも実践して行きたいのは義父たち専業農家が
年金やそういうものに頼らずに暮して行ける
農業が生活の基盤になり得る暮らし、農業スタイル・・
そのために何をすれば良いか、今考えてるんですよ、と久保さん。
 
まったくの畑違いの自分が、其れでも田んぼにはいり
畑で野菜を育てて初めて何か感じるエネルギーがあったんです。
野菜や米と対話してるような心地好さってのかなあ・・・とも。
 
「だから米にしろ野菜にしろ・・子供みたいなものですかね。
 一位になった米を家族で喰ったときも、旨いとか感じる前に
 =頑張ったね、頑張ってくれたね=、という気持ちで食べた。
 
 だから、家族みんなで手伝って米作りするのも楽しかったし・・
 こんな自分と同じような状況の人がね、農業に入ってくる其の可能性を
0900209_3.jpg もっと高めるというか、其のよさを分かち合えるようにもしたいですね。
 
 最終的には=自給自足=・・家族という単位でね。
 それを皆でやることが広がれば農業も変わるかな?・・なんてね
 思ったりもしてるんですよ・・・・」
     
 農業1年生の全国チャンピオンの思いは    
 美味しいお米が生み出す沢山の笑顔があふれること。
 久保さんのチャレンジは始まったばかりです。     

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