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曽我しんいちさん(12/15)

曽我しんいち さん (新潟市 トマト栽培 専業農家)081215_1.jpg
 
 新潟市。     
イマドキのラフな格好で農作業を行なうこちらの男性     
     
曽我しんいちさんは
地元直売所でも一番の人気を誇る
こだわりのトマト栽培を行なう専業農家です。     
     
「最初は農業研修生でアメリカへ・・
 そのあと青年海外協力隊でアフリカのセネガルへ二年半。
 本心を言えば、そのときは此処からね(笑)
 ・・逃げたかったんです・・此処からね。
 
訥々と語る曽我さん・・その思いが変わったのは
やはり海外での得がたい経験だった・・と語ります。
 
 「アフリカ、セネガルってサハラ砂漠の真下くらいの場所なんですが
 もう、びっくりするくらい雨が振らないんですね・・・
 で、其処で15年に一度というアフリカイナゴの大発生に遭ったりして
 ・・日本は農業をするのに何て恵まれた国なんだろう・・っていうことに
 気付いたんですね・・食のすべてに恵まれている国だなあ・・と改めて。」     
 
そう思って帰国した曽我さんは自分なりの理想の農業をめざし
地元新潟で専業農家の道を改めて歩みだします。    

081215_3.jpgそんな曽我さんの農業への思いは
多くの人に注目されるようになって行きました。
農家の日常を綴ったブログはアクセス15万件を超え、     
この夏には本も出版されました。
 
「まあ、まず農業を此処で目指したとき考えたのは・・
    正直、規模の拡大とかでは無かったですね。
 実際怖かったですから、どう頑張っても値段の部分では
 輸入の作物には絶対に勝てないですからね。
 ならば・・と考えていったら・・作物に関する付加価値を求める・・
 其の方向しか浮かんでこなかったんですよね。」
 
直販で、自分に納得の行く作物を作って売る。
食べて貰ったお客さんから直接声を聞き
其れを作物作りに反映させる・・そんな農業への姿勢を
ブログや書籍で情報として発信していくような形。
其れを現在求めながらやってますよ・・と曽我さん。
 
「実は、俺、トマト好きじゃないっていうか・・食えないんですけどね(笑)    
081215_2.jpg だからこそ喰ってもらったひとの意見が素直に聞けるし
 作ったトマトが冷静に見えるんですよ・・だから、此のトマトには
 正直、自信凄くありますよ・・だから、食べてもらうお客さんにも
 一個のトマトにどのくらいの力が掛かっているか・・そんなことも
 時折考えて、食卓で話題にしてくれたら、嬉しいですね。」
 
 今後も直販やブログ、本を通してこういう農業への情報を
 僕の後に続く若い人たちに伝えて行きたい・・とも思ってますよ・・
 何よりも若い人に農業に興味、もってもらわなくちゃね・・。
    
そういって、ちょっと照れくさそうに笑う曽我さん。

新しい農業のスタイルが今、新潟から全国へ発信されています。  
 
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