手塚太一さん (阿賀野市 フィッシュレプリカ制作)
本物の魚から型をとって作られるフィッシュレプリカ。 その製作を行なっている日本で唯一の職人が
阿賀野市の手塚太一さんです。
「天然自然の魚って、既に極めて貴重なんですね。
自然に見えても養殖されて放流されたものだったりとか。
だからこそ自然の中の魚は守らなきゃ・・・
釣り師はセルフコントロールできること・・自然の中でね
それで釣るのが基本・・」
大の釣り好きでもある手塚さんはまずこのように語りました。
この思いがフィッシュレプリカを作ろうと思った切っ掛けのひとつ・・
ただ、其れだけでは無い思いもあったなあ・・とも。
「とは言っても、このね自然のなかの生きている魚ね・・ 此の本当の美しさが見られるのは現場に行った釣り師だけなんですね。
例えばニジマスなんかでも、こんなに美しく躍動的なのか・・とね
綺麗に驚きますよ・・となれば、其れをみんなに見て欲しいじゃないですか。
正直、皆に見せたい、自慢したいってのも内心在ったからね・・(笑)」
そう言って=本音すぎたかな=・・と屈託無く笑った手塚さん。
そんな手塚さんが手がけるフィッシュレプリカは
専門誌でも注目を受ける完成度の高さ。
自分の釣った魚を自然のまま残したい...という
手塚さんと同様の思いを抱く釣り人達からも
多くの支持を集めています。
多くの支持を集めています。
「環境が綺麗なところだけに綺麗な魚が居るかっていうと
実はそうでもないのが不思議なところでね・・・(笑)
水清ければ魚住まずじゃあ無いけど、
あんまり綺麗じゃない水の中にも綺麗な魚は居るの。 もう、だからぎりぎりの環境に強く生きてたりしてるんですよ。
そんな力強さも残して行きたいんだな・・この仕事で。」
まあ、本当は・・・プロの釣り師になりたかったんだけどね・・
と言って笑う手塚さんの瞳は少年のように見えました。
「日本での認知、フィッシュレプリカは、まだ低いんですよ。
アメリカやヨーロッパでは、ある部分魚をあんまり殺さずに楽しむ
そういう観点からも此れ、広まってますからねえ。
まあ、此れからも作って行こうかな・・・この魚の美しさを
皆に見せたいし見てもらいたいと思うからね・・。
・・・此れは・・釣り師の性(さが)かも知れませんね(笑)」
自然が生み出す美しさは手塚さんの手によって
カタチとなって残され、多くの人を魅了し続けています。





