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2008年11月 アーカイブ

2008年11月 3日

平沢勝幸さん(11/3)

平沢勝幸さん (川口町木沢 農業・棚田オーナー会取りまとめ役)
     
川口町木沢地区で、     
081103_1.jpgこの春から「棚田オーナー制度」が始まりました。     
     
その代表が平沢勝幸さん。     
県内外13組が参加する     
「棚田オーナー」の取りまとめ役です。     
先の地震で被害をうけた棚田を
都会ののひとたちにオーナーになってもらい復興 ・・という
此の企画は高齢者の多い山間集落の活性化
という目的もあって始められました
 
「30~40代の皆さんが多いですね
 月に一度は此処(木沢)に来てもらって
 なんとか此処の活性化にも手を貸して戴いて・・」
 
若者の居ない高齢集落・・
先祖から受け継いだ棚田を守り残す為に・・
都会の、自然を求める住人たちと一緒の
村おこしと震災からの復興・・
思った以上の成果が上がっていますよ・・と平沢さん。
 
081103_2.jpg「まず、自然との触れ合い以上に、なによりも
 此の場所での人との触れ合いを楽しんで戴きたいですね。
 此の村の人間性を感じて明るく元気な触れ合いをね。
 現在は来られると村のお年よりの家に民泊してもらうんですが
 孫が来たようだ・・と村の皆さんも喜んで戴いて(笑)」
 
木沢は中越地震で大きな被害を受けました。     
それでも、多くの人の「棚田を守りたい」という熱意が     
この制度を誕生させ、此処までに育ててきたのでしょう。     
其れは自然の美しさ豊かさ、米作りへの興味・・いや、何より
此処木沢の人情が来る人たちに沁みたから・・
 
「夢は・・此処に来る人たちの中から幾組かでも
 移住者が出てくれることですか・・此の村にね。
 其の為には取りあえず毎週末、そうだねえ・・イベント考えて
 此の村の30人位の平日の人口を100人にしてまらって・・
 毎週、お祭り見たいにねえ・・していきあたいねえ・・本当に。」
 081103_3.jpg
だから、皆さんも毎週撮影に来て宣伝して下さいよ(笑)
そういって快活に笑った平沢さんの声が秋の棚田に響きます。
此のふるさとに人の賑わいを...人の触れ合いを・・     
平沢さんの想いは少しづつ実り始めています。     
     

2008年11月10日

清水隆太郎さん(11/10)

清水隆太郎さん (ボランティア集団=オリエン隊=事務局長)
 
新潟市が舞台の映画「降りてゆく生き方」が   
081110_1.jpgこの秋にクランクアップしました。   
   
撮影を影で支えてきたのが「オリエン隊」。   
清水隆太郎さんは、此のボランティア集団の事務局長です。   
   
「僕自身は教師志望で、学校卒業したのが
 半期卒業で秋だったんですね
・・で、その時中越の水害が起きて・・半期ふらふらするのも・・と ボランティアに応募したんです・・で、其処の現場で
 街づくりを考える人達と出合ったのが縁なのかなあ・・」
 081110_2.jpg
就職までの経験に・・と思って始めたボランティア活動が
何時の間にか自身の中で大きな目標となって行き
其の後の中越地震 ではボランティアセンターの仕事を経て
災害地での臨時教員を務めるまでになった清水さん。
 
本来の目的であった=教師=を勤めながら
其の頃から少しずつ其れに物足りないモノを感じた・・と語ります。
 
「もう少し、街づくりとか・・そういうものや
 同じ教育でも地域おこしの視点から見たもの・・
 そういう視点から改めて考えたくなったんです・・
 で、新潟の街づくりに関わる人たちと出会ううちに
 新潟で映画を撮りたいという動きと重なって・・」

出発点は・・・自分達の街をより多くの人に知ってもらうこと...。   
かくして誕生した「オリエン隊」の活動は、映画のPRから   
ロケ地マップの制作まで幅広く行なわれて行きました。   
 
081110_3.jpg「街づくりって言うだけだと=?=と思うひとも
 =映画撮るんだよ此の街で=って言うと、じゃあ、俺も・・って
 参加してくれる場合も沢山あっtですね・・。
 其れがまた新しい繋がりを生むんだと思うんです。
 特に、一人ひとりが顔の見えるレベルで繋がるネットワーク?
 =あいつが言うなら俺も出よう=みたいな繋がりを作れる・・
 其れが此の=オリエン隊=の活動のよさだと思うんですよね。」
 
住んでいる街の中で街づくりのためひとりひとりが
自分なりのやり方で動くこと・・其れを形にしたら
此の=オリエン隊=が出来ちゃったのかも知れませんね・・
 
少し照れくさそうに笑う清水さんの活動は
まだまだこれからも大きく広がっていくことでしょう。
   
清水さん達の想いが込められた映画
081110_4.jpg「降りてゆく生き方」は来年の春から
全国各地公開される予定です。  

2008年11月17日

山田亜沙妃さん(11/17)

山田亜沙妃さん (カヌースラローム競技者)
 
トキめき新潟国体のリハーサルを兼ねた   
081117_4.jpgカヌーの日本選手権が先月三条市で行なわれました。    
     

この大会の女子スラロームシングルで優勝したのが   
 新潟県代表の山田亜沙妃さんです。   
 県内のスポーツ専門学校の講師をつとめながら
カヌーのスラロームという競技に挑む山田さん。
 高校時代にカヌーが好きなんだ・・と思って以来
川の真ん中に行ける、今まで味わったことの無い感覚にも惹かれ
スラローム一筋に頑張ってきました。
 
081117_3.jpg「新潟は、自然も身近に在って・・川も綺麗で・・
 その点だけでも凄くいいなあ・・って思いますね。」 
    
 海外を転戦し技術を磨く山田さん。   
 先に行なわれた大分国体でも   
 優勝という大きな実績を残しました。
 
「今の希望は・・まず此の競技に興味をもってもらいたいという事かな・・
 正直凄くマイナーな競技なのは確かなんで・・沢山の人に知ってもらい
 楽しんでもらったりしてもらえれば競技人口も増えると思いますし(笑)」
 
 カヌーはどうしてもフラット(ボートのように競う)ものが一般的だけど
 スラロームの魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい・・・
 今の大きな目標のひとつは其れなんです・・と山田さん。
 其の思いを胸に来年スペインで行なわれる世界選手権と
 地元新潟での国体に挑みます。
 
「国体は・・今度は2種目制覇・・世界は、そう、目指せる限り上まで(笑)   
081117_2.jpg  其れが目標かな・・あと、水は危険なものっていうイメージも払拭したいな。
 私たちは水は=生き物=だと思ってるんです・・
 そのときそのときに見せる水の表情を感じ取れる喜びが此の競技にはあるんです。
 ルールを守って安全に水と付き合う・・そんなことも皆に知って欲しいですね
 そうすることで此の競技の人口も増えて、トップのレベルも上がると思うし・・」
 
最終的にはロンドンオリンピック出場・・
で結果が出せればって思ってます・・
そう言って明るく笑った山田さん  
カヌースラロームをもっと多くの人に...その思いを胸に   
 山田さんは今日もオールを漕ぎつづけます。 

081117_1.jpg

2008年11月24日

手塚太一さん(11/24)

手塚太一さん (阿賀野市 フィッシュレプリカ制作)     
081124_1.jpg本物の魚から型をとって作られるフィッシュレプリカ。     
     
その製作を行なっている日本で唯一の職人が     
阿賀野市の手塚太一さんです。 
 
「天然自然の魚って、既に極めて貴重なんですね。
 自然に見えても養殖されて放流されたものだったりとか。
 だからこそ自然の中の魚は守らなきゃ・・・
 釣り師はセルフコントロールできること・・自然の中でね
 それで釣るのが基本・・
 
大の釣り好きでもある手塚さんはまずこのように語りました。
この思いがフィッシュレプリカを作ろうと思った切っ掛けのひとつ・・
ただ、其れだけでは無い思いもあったなあ・・とも。
 
081124_2.jpg「とは言っても、このね自然のなかの生きている魚ね・・
 此の本当の美しさが見られるのは現場に行った釣り師だけなんですね。
 例えばニジマスなんかでも、こんなに美しく躍動的なのか・・とね
 綺麗に驚きますよ・・となれば、其れをみんなに見て欲しいじゃないですか。
 正直、皆に見せたい、自慢したいってのも内心在ったからね・・(笑)」
    
そう言って=本音すぎたかな=・・と屈託無く笑った手塚さん。      
 そんな手塚さんが手がけるフィッシュレプリカは    
専門誌でも注目を受ける完成度の高さ。
     
自分の釣った魚を自然のまま残したい...という
手塚さんと同様の思いを抱く釣り人達からも     
多くの支持を集めています。 
 
「環境が綺麗なところだけに綺麗な魚が居るかっていうと
 実はそうでもないのが不思議なところでね・・・(笑)
 水清ければ魚住まずじゃあ無いけど、
081124_3.jpg あんまり綺麗じゃない水の中にも綺麗な魚は居るの。
 もう、だからぎりぎりの環境に強く生きてたりしてるんですよ。
 そんな力強さも残して行きたいんだな・・この仕事で。」
 
まあ、本当は・・・プロの釣り師になりたかったんだけどね・・
と言って笑う手塚さんの瞳は少年のように見えました。
 
「日本での認知、フィッシュレプリカは、まだ低いんですよ。
 アメリカやヨーロッパでは、ある部分魚をあんまり殺さずに楽しむ
 そういう観点からも此れ、広まってますからねえ。
 まあ、此れからも作って行こうかな・・・この魚の美しさを
 皆に見せたいし見てもらいたいと思うからね・・。
 
 ・・・此れは・・釣り師の性(さが)かも知れませんね(笑)」
 
自然が生み出す美しさは手塚さんの手によって
カタチとなって残され、多くの人を魅了し続けています。     
 
081124_4.jpg

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