岡村智子 (新潟市 インド古典舞踊家)
インドの舞踊はある種哲学的要素をももった
素晴らしい表現芸術・・この奥が深いインド舞踊を習う人が
最近、新潟でも増え始めているそうです。
その、県内唯一の指導者が岡村知子さん。
4年間に渡る本場での修行後、ふるさとに拠点を移して活動しています。
「元々テレビ見ててもヨーロッパの端正な美しさより
アジアのごちゃごちゃ~が好きだったんですよね(笑)
会社勤めて一年目、カルチャースクールで習ってたんですけど
本気でやるならインド行かなきゃ・・と思って・・また其の頃
習ってた先生のも薦められたんですよね・・インド修行(笑)」
入社一年目のOLだった岡村さんは一年ほどの気持ちでインドへ
しかし現地でインドの古典舞踊にふれるうち、
此処で区切りが付くまでは、と舞踊にのめり込んで気付けば4年。
帰国後本格的にプロの道へ進むことになったのだそうです。
「最初は一年やって・・普通に何食わぬ顔で
社会復帰しようと思ってたんですけどね(笑)」
岡村さんをここまでとりこにしたインド古典舞踊の魅力・・
其れはまず第一に気の遠くなるほど深い身体表現。
其れは言って見れば哲学の域にまで至るもの・・・
その魅力をより多くの人に知ってほしいと岡村さんは語ります。
「インド舞踊って言われても
普通の方はなかなかイメージが出来ないようで、
アラブとかタイの踊りとイメージごっちゃになったり・・
最近は流行のヨガの一種と思う方も多いみたい(笑)
ただ此れは凄く奥のの深い身体表現なんですよ。
その哲学的解釈なしでは絶対に踊れないし
まあ、自分の内面と向き合い続けることでもあるんです。
だから、自分が踊るたび、成長するたびに踊りは変わります。
見る人も同じ、向き合う人の感性で幾らでも見方は変わる・・
其処がいちばん伝えたい部分なのかなあ・・」
国内外での公演も積極的に行っている岡村さん。
その華麗な演技は本場インドでも高い評価を受けています。
新潟はまだ誰もインド舞踊を本格的にやってないから
自分の足跡がそのまま歴史になる・・そんな自負もありますね・・と
ちょっとはにかんだ風情で語る岡本さん。
インド舞踊を伝えることはインドの文化・哲学を知ってもらうこと。
身振り手振りのひとつにも深い意味を込めた悠久の歴史の身体表現。
「踊り」から伝えられる異国の文化が少しづつ新潟に浸透し始めているようです。




