佐藤 伸 (絵本作家 新潟市)
両手を絵本に見立てて
即興のお話しを読み勧める
新しい遊び「おてて絵本」。
その普及活動を行なっているのが、
新潟市の絵本作家佐藤伸さんです。
元は広告のプランナー・コピーライターだった佐藤さん
仕事として=父親の子育て参加=を謳った
ムックを作るという企画に関わるうちに
絵本作家の道を目指すようになったそうです。
「まあ、そのとき僕が妻の産休明けで
なんとなく専業主夫してたこともあったんですがね(笑)」
そういって佐藤さん・・別名=サトシン=さんは柔らかく笑います。
「その仕事で始めた絵本作りの中で、昔子供の頃にやった
=おてて絵本=の遊びをひょっ・・と口に上(のぼ)せたんですよ。
で、そのとき=え?それって何?面白いの?=って反応があって・・
ああ、みんなこんな楽しいこと知らないんだ・・もったいないな。
じゃあ、是非にも広めてみなきゃ・・と思ったんですね。」
子供の表現力を引き出せる遊びとして
全国誌やテレビでも注目を受けている「おてて絵本」。
今年の7月にはハンドブックも出版されました。
「純粋に親と子、子供と大人がコミュニケーションできる・・
子供が手を広げて其れを見ながら作るお話に
大人が相槌うって一緒にふくらませて聞いて話して・・・
想像力と創造力の両方がですね、多分育つんです。
ひとと話す、ひとにお話を聞かせる行為によって・・。」
この時代パソコンやネットなどでの
新しいコミュニケーションは増えても
本来人間同士の会話で形成されて来たものが
無くなってきていますよね・・それを育てる為にも
こういう大人と子供の一緒の会話による=遊び=が
必要なんじゃないかなあ・・・と、佐藤さん。
その中で大人だって今まで見つけられなかったものを
発見する場合が多いんです・・と自らの経験も語ってくれました。」
「子供の中にあるものが・・ぱあ~っとね。
外にあふれ出してくる喜びみたいなのが
=おてて絵本=にはあると思うんですよ。
それをね、数多くのひとに知って欲しい・・
今はそれが一番の目的・・ですかね(笑)」
小さなてのひらが語る大きな夢・・
新しい「遊び」のスタンダードが
新潟から全国へ発信されています。





