吉田節子さん(9/1)
吉田節子(上越市 吉田バテンレース)
アメリカで復元された古典レースが
ドイツのバッテンベルグにおいて貴族の愛好者に認められ
育てられた工芸品・・バテンレース。
1898年、高田(現上越市)で冬の女性の内職として取り入れられ
その後高田は世界でも有数のバテンレース生産地となりましたが
時代の趨勢と機械化により徐々に衰退していきました。
上越市に残る、創業110年を誇る吉田バテンレース。
吉田節子さんはこのバテンレースのデザインから仕上げまでをこなす
現在日本で唯一の職人です。
「昔、私が小学校の頃は、
街の女性は全部と言ってもいいほど
このバテンレースを編んでいたんですよ」
一人っ子だったので何の疑問も無く父の後を継いで
此処までレースを手作りしてきただけなんですけど・・と
優しげに微笑みながら語る節子さん。
かつては上越の地場産業として栄えたバテンレース
一時期は途絶えかけたかにも見えたこの伝統工芸が
最近では、その繊細な美しさが改めて見直され、
ファッション雑誌でも注目されています。
「デザインとか流行じゃあないものですから(笑)
逆に飽きのこない、手作りの良さがあるレースなんですよ。
立体的で厚みがあって・・他とは違う趣きのある面白さが
作っても使っても感じてもらえるものだ・・と。
日々の仕事に追われて此処まで来た感じはあるから
最後の後継者なんて大それたことは思ったことはないですけど
今、製作キットの通販とかも始まりましたから
今後若い方も含めて後継者が育ってくれるように
そっちの指導にも出来る限り頑張りたいですね・・。」
勉強、勉強、幾つになっても・・ですよ。
日本で最後になっちゃったんだから
それも宿命だと思って色々頑張たいですね・・
出来る限りいいものを作り続けたいな・・と思ってます。
そう語る節子さんの手で上越が誇る統工芸品は
再び新しい時代を歩み始めようとしています。











無くなってきていますよね・・それを育てる為にも






