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8月4日放送

大倉宏 (新潟市 創作画廊「新潟絵屋」運営委員 美術評論家)      
 
 新潟市の下町(しもまち)にある「新潟絵屋」は    
080804_1.jpg 大正時代の町屋を復元的に改装した企画画廊・・    
 その仕掛け人である大倉宏さんは    
 フリーで活動する美術評論家です。    
     
 「画廊と言うよりまあ、この下町に惹かれる仲間がいまして・・
 彼らと共同で古い町屋を借りたのがきっかけなんですがね。」
 
最初は何人かでやりたい企画を持ち寄りあい
お金も出し合って=自分の見せたい絵を飾る画廊=を
とりあえず目指したんですよ・・と大倉さん。
この「新潟絵屋」では現在も運営委員11名で企画を持ち寄り
ジャンルを問わない展示を随時行っているのだそうです。
 
080804_2.jpg「絵を身近に感じる方法としては、やっぱり買ったり求めたりして
 自宅に飾るってのが楽しむ方法jだと思うんです。
 自宅の壁には家具もあればテレビもあって(笑)・・
 それぞれ個性的な空間な訳ですよね、其処しか無い空間。
 そこに絵をはめ込むという行為のお手伝いが出来るような
 想像をし易い空間にこのギャラリーがなれれば・・と思うんですよ」
 
見る人の個性も大切にしたい・・大倉さんならではの
=画廊=に対する思いは、この空間に生きています。

 また、新潟の「下町」全体ををこよなく愛する大倉さん。    
 有志達と「町屋保存の会」を結成するなど    
 古い建物や町並みの保存活動にも力を注いでいます。    
     
 「下町界隈は、大火にも戦災にもあっていない・・
 明治・大正期の町屋がいまだ残る町並みなんですよ。
 この画廊だけじゃなく同じように古い町屋に光をあてて
 新しい息吹を吹き込んで魅力的な=街=にしたいですね。
 この画廊もスタートして8年になりますし・・・
 使命感なんて大げさなものはないですけど・・此れからも地道に(笑)。」
 
古い建物には過ぎ去った時間や出来事を記憶した痕跡が
080804_3.jpg壁や柱やたたずまいそのものに在る・・と思う。
だからこそ皆その=深み=に惹かれるのじゃないでしょうか・・ね。
 
 淡淡と語られる大倉さんの「想い」・・
そこから産まれた創作画廊「新潟絵屋」は   
 「下町」の風情を確実に今に伝えているようです。 

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