池谷薫 (柏崎市・ライフセーバー)

42キロの美しい海岸線を持つ柏崎。
海水浴シーズンをむかえ、浜では
人命救助の訓練が行なわれていました。
池谷薫さんはライフセーバーの第一人者。
世界大会で日本チームのキャプテンとして
活躍した実績を持っています。
「泳ぐことが好きで、海が好きで・・
その延長線上にライフセーバーという仕事が在った・・
ぼくの場合はそういうことだ思います。」

逞しい体躯爽やかな笑顔、海の安全の守り手は
白い歯を覗かせながら明るい笑顔で語ります。
「私たちが此処で活動を始めた最初の年
夏の海での水難事故が柏崎はゼロになったんですね。
それまで県内でもワーストワンだったんですが・・
その達成感が今のモチベーションに繋がっている・・と思いますよ。」
ライフセーバーの活動成果を幾分誇らしげに語る池谷さん。
地元柏崎を襲った二つの地震では休むことなく救援活動を行ない
そのライフセーバー精神は市民からも高く評価されました。
「此処、柏崎の海は=庭=ですね。
トレーニングの場でもあり活動の場でもあり
僕にとってはある意味ストレス発散の場でもあったりして(笑)
もう本当の故郷のように思っています。
あと、この街柏崎の地元の皆さんにも今以上にふるさとの海を
感じて、守っていってもらえるような・・そんな精神を伝えたいな、と。」
ひとりひとりが海のモラル・・
例えばゴミの処理や飲酒しての遊泳の禁止など
小さなことから守ることで海を楽しむひとたちが、
そのひとりひとりがライフセーバーになる。
そしてこの海から事故がゼロになっていく・・
そういう市民総ライフセーバーな精神が大切なんですよ。
・・と語る池谷さん・・その瞳には海を愛する情熱。
「夢は・・ずっと海で暮らすこと・・・
海外ではウォーターマンって言うんですけどな。
それが・・理想かな(笑)。」
ふるさとの、そして日本の、世界の・・・海の安全を守るために...、
池谷さんの活動はこれからも続きます。




