近 和則(かずのり)~村上市・理髪業~
理美容業界の最高峰に位置する世界大会で
3月、日本が団体戦で16年ぶりに優勝しました。
メンバーの一人、近 和則(こん かずのり)さんは
村上市にあるヘアーサロンの3代目です。
「僕は新潟の理美容専門校出身でしたから・・
やっぱり東京で修行しなきゃだめだって
学生のころ周囲に自分で言ってましてね(お笑)
で、有言実行で行くしかない・・と。」
上京して10年、理容のチャンピオンの店に弟子入り
その技を学びながら各種理美容のコンテストに挑み
日本一をめざす日々が続きました・・と、近さん。
ただ、本当に目標が見えてきたのは4年目くらいからでしたね・・とも。
「最初、ただそのチャンピオンの店にいるだけで
僕自身が上手くなったみたいな気分でいたんですよ(笑)。
それじゃあ入賞なんかするはずもない・・ですよね。
俺、なんのために此処に来たんだろ・・とか思って。
それからですね・・軸が決まって本気になったのは。」
その後一層の研鑽を重ね実績をも残しての10年目
近さんはふるさと新潟へ帰り家業を継ぐことを決意。
10年は東京へ出たときから決めていた修行期間でした。
東京は勉強するところ・・僕には住むところじゃあなかったし・・と
さりげなくふるさとへの思いも語る近さん。
そんな近さんは、今回の世界大会代表で唯一の地方選出者。
「環境が整わない地方は不利」との定説を昼夜問わずの練習で覆しました。
そこには近さんなりの思いも意地もあった・・と笑います。
「新潟なんか引っ込めば絶対にレベル下がるし
世界大会なんが無理・・と、全員に言われましたよ(笑)
意地でしたね・・二倍三倍練習して毎月東京通って・・
、絶対ここから世界一になる・・って思ってましたから
でも、東京にいたときより集中出来ましたよ・・ここでね。」
「理美容の大会で世界一になった・・と言っても
それがすぐ地元の何かにつながるってわけじゃないですけど
皆さん珍しがって話題にして下さいますよね・・僕のことを。
そんな処では地元の活性化くらいにはお役に立ってるのかな。
今は、なにか頑張ってる、たとえば受験生のお客さんがね
僕指名で来てくれたりするんです・・仕事として意外に、その、
頑張るなにかみたいなことを話したりするんです、で、喜んでもらえる。
僕ももっと勇気をもらえる・・これがすごく、今楽しい(笑)。」
目標は・・と聞かれたら=夢に向かって努力しつづけること=
今後も自身でも後進の育成も含めて世界を目指し続けますよ・・と
力づよく語るふるさとの城下町村上の理髪店三代目。
理容の素晴らしさをたくさんの人たちへ...
近さんのチャレンジはこれからも弛まず続きます。




