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5月19日放送分

江口太郎 (長岡市 江口だんご本店四代目店主)
 
長岡市にある江口だんご本店は     080519_1.jpg
明治35年創業の老舗です。    
    
その4代目が江口太郎さん。    
50年以上前に姿を消した、    
幻のもち米である「大正餅」の復活を成し遂げました。     
    
「昭和30年代ごろから殆ど姿を消した品種でしたから
 富山のほうには改良した新種もあったのですが、
 あえて原種に拘りたかったんですよ・・旨い餅になりますし。
 人間の勝手で少なくなったものを、やはり人の手で工夫で
 後世に残したいと思ったんですよ・・正直。」
 
黄金餅という品種の種籾に混じったほんの一粒の大正もち
それを試行錯誤と努力の繰り返しで徐々に増やしながら
此処まで来ましたよ・・・と語る江口さん。
   
餅米復活の他にも伝統・文化を後世に・・・と    
大正餅のふるさとに古民家を再生した新たな店も作りました。     
    
080519_2.jpg「いいものを次世代に残す・・たとえば此処に来ることで
 この、土間の空間に来ることで、この時代をを知らない子供たちも
 懐かしいというか落ち着いた気持ちや表情になるんですね。
 日本人のDNAに刻まれている何かなのでしょうかね(笑)。
 大正もちも同じなんですよ・・昔あったいいものというのは・・
 今新しいものでのある・・だから次代に残さなきゃ・・私たちが。」
 
長岡の雪国ならではの梁(はり)も柱も太い古民家のように・・
強い決意を秘めてにこやかに語る江口さんの表情は
どことなく時代劇に出てくる爽やかな若侍の表情にも似て・・
 
「此れからも色々な食と米と菓子の組み合わせを考えながら
080519_3.jpg いろいろな新潟の、ふるさとの=素晴らしいもの=をたくさんの人に
 知ってもらえればなあ・・そういう店にして行きたいんですよ・・
 懐かしくて素敵な時間と場所が提供できる・・
 もちろん美味しい大正もちのぼたもちも食べていただいて(笑)。
 いろんな可能性に挑戦する=菓子屋=でありたいですね。」

    
新潟の「古き良き物」は新しい息吹を吹き込まれて・・    
今日も此処=ふるさと=から人々のこころへへ届けられて行きます。

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