吉原悠博さん (写真家・美術家・新発田市「吉原写真館」館主)

オペラの舞台美術やモニュメント制作など、
幅広い分野で世界的に活躍する美術家、
・・・・吉原悠博さん。
海外などで活動していた吉原さんが、
次に選んだ拠点は、地元新発田市。
130年続く実家の写真館でした。
「大学くらいから作品の発表はしていたんですが
此処(新発田)に根付いて・・っていうのは3年前くらいかな」
切っ掛けは新潟県内で行われている芸術祭を見て
またそれに参加している旧知のアーティストを見ているうち
街の人が手伝ってアーティストが作品を発表する・・というよりは
地元の、街のひとを主役にアーティストが手伝う・・というのが
本当の町おこしに繋がるのでは・・と思ったこと。
っで、その街が見出せたのが
ふるさと新発田であった・・と。
語る吉原さん
現在のテーマは、「地元に隠れている美の発信」
去年、川の風景や、吉原家の歴史を題材にした
映像作品を発表しました。
「この街には古いもの・・城下町から昭和までね・・それと
もっと新しいものが生きているんですよ・・それが凄い。
古くても朽ちていない、ちゃんと生活の一部として生きている。
レトロチックでライブなんですね・・それを多くの人に気づかせてあげたい。」
「街とは個人商店の集合体なんですね・・
そういう視点で自分の実家も含めてですが
この新発田の町は魅力の多い商店がまだまだ残ってる。
それをます、居るひとにも来るひとにも伝えてあげたいですね。」
自分もふるさとに居るとはいえ=旅人=の視点がありますから
帰ってきて凄さにすぐ気づけたのかもしれませんね・・そう語りながらも
写真でしか知られていない昭和の町並みの復活や
いまある状態のものをあとへ残す活動にも力を貸したい・・と吉原さん。
「この街はそういう後継者のパワーも凄いですから
意外に近いうちになにか面白いものが出来るかもしれませんよ(笑)
ただあくまで観光っていうのじゃなくて・・観光を否定はしませんが
商売で買い物に来る日々のお客さんから楽しんでいける・・
古いけど生きている・・・そんな感じの街・・が。」

これからもふるさとの美はアートという形で
また、昔ながらの街というあり方で・・ふるさとの、
そして世界の人々を魅了することでしょう。




